『PATATTO SEIZA(パタットセイザ)』はかつてないオシャレな正座椅子 折りたたみ式で持ち運びもOK!

SOLCION(ソルシオン)から、今までなかったオシャレなデザインの折りたたみ正座イス『PATATTO SEIZA(パタットセイザ)』が新発売。足に負担がかかりやすい正座だが、これを使えばラクに座ることができるらしい。持ち運びもできるというが、その使い心地とは!?

正座椅子の常識を覆すオシャレさ!

株式会社イケックス工業/SOLCION(愛知県春日井市)の『PATATTO SEIZA』(税別1,200円・2017年2月3日発売)は、組み立て式の正座イス。膝が悪かった祖母も昔よく、このようなグッズを使っていたが、当時とは見た目がまったく違う。私の知っている正座イスは、竹細工や地味な色が多かった。しかし『PATATTO SEIZA』はカラーも黒・紫とスタイリッシュで、若者が持っていても違和感がない。

たたんだ状態だとB5サイズのファイルのようにも見え、とにかく薄くてコンパクト。公式サイトによるとその厚みは3cmとあるが、実際には少し膨れてしまい一番厚い部分は5cm程度。それでも、これならカバンにも手軽に入れておけるし、誰もこれが正座イスだとは思わないだろう。

いざ組み立て!パカッと開くだけでイスが完成!?

パッケージ裏面を見ると、組み立て方は「開いて押すだけ」ということで、実際にチャレンジ。

両手に座面を持ち、開くだけ……んん?意外と固い!?と思った瞬間、「ポンッ!」と音を立てて組み立てが完了。

まるで太鼓のような音が鳴り響いたが、体重を支えるイスになることを考えればその固さは当然なのかもしれない。耐荷重は100kgというから、さらに驚きだ。

完成したイスは、自転車のサドルのような形。座面がカーブしているので、お尻にフィットしてくれそう!しかも、あんなに簡単な組み立て方法なのに、作りがものすごくしっかりしている。プラスチックを開いただけなのに、凄いもんだと感心してしまう。

さっそくイスを使って、正座をしてみる。

初めはどこに重心を持ってくればいいのか少し戸惑ったが、やや後ろめに座ることでしっかりと安定することに成功!

なるほど、なるほど。これなら足に力がかからず、足がしびれる心配もなさそうだ。完全にヒザを曲げずに済むため、ヒザへの負担も軽く済む。

さらに、座ってしまえば前から見た時にイスは隠れてくれるので、イスを使っていることが目立ちにくいのも助かる。生け花や書道など、日本ならではの正座をすべき場面で間違いなく活躍してくれるだろう。

そして嬉しいのは、その重量。約180gと軽量なので、持ち運びも楽チンだ。正座イスを持ち運ぶ機会として、法事などはもちろんだが、個人的に重宝しそうと思ったのが子供の運動会。

 

狭いグラウンドでは、後ろの人への配慮のため、ディレクターズチェアなどが禁止されている場所がある。しかし、この『PATATTO SEIZA』なら、レジャーシートの上に直接置いて座ることができるため、周囲に迷惑をかけることもほとんどないだろう。

ただし『PATATTO SEIZA』はプラスチック製のため、クッションが付いているものと比べるとやはり座ったときに感じる硬さは否めない。長時間座っていたら、もしかすると座面に触れている部分、とくに座面の縁に当たる部分は痛みがでるかもしれない。

 

たたみ方も簡単!お年寄りへのステキなプレゼントに

『PATATTO SEIZA』は、たたみ方も簡単。組み立てたときと同様、両手で座面を持ち、今度は手を下に下ろしてたたむだけだが、こちらも結構な力が必要。そして「パキッ」という音と共にペチャンコになり、最後に中央のホックを留めれば、開いてくることもない。

『PATATTO SEIZA』は、公式サイトなどで入手できる。かつてない若者感のあるオシャレな正座イス。お稽古事などで頻繁に正座をする人や、膝の悪いお年寄りへのプレゼントにも最適だ。

 

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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