『のどぬ〜るぬれマスク ひもなし貼るタイプ』風邪・インフルエンザの季節の強い味方に、新バージョン!

乾燥が気になる季節。特に就寝時に乾燥で気管をやられることが多いので、眠る時に就寝用マスクをしている人も近年増加している。そんな中、のどケアブランド「のどぬ〜る」によるぬれフィルター搭載で保湿を可能にして好評の製品に、耳ひも無しの『のどぬ〜るぬれマスク ひもなし貼るタイプ』が登場した。

ずっと着けていても耳が痛くならない、けれど…!

濡れマスクの中でもおなじみなのが「のどぬ〜るぬれマスク」。ところが寝ている間中着けていることによって、耳ひもが当たる部分が痛くなることも多い。そこで耳ひも無しで、肌に優しい粘着タイプの製品、小林製薬『のどぬ〜るぬれマスク ひもなし貼るタイプ』(3枚入・希望小売価格 税抜400円・2016年9月21日発売)が登場した。


小林製薬が調査したところによると、就寝時マスクへの不満の1位が「朝起きるとマスクが取れている」ことで、第2位が「耳ひもが痛い」ということなのだそう。確かにマスクの耳ひもは、一度痛くなってしまうと、マスクを使用し続ける限りなかなか治りにくくなる。また横向きに寝返りを打てば、耳ひももズレやすいのでその気持ちもわかる。


ならばマスクを貼ってしまえ! とばかりに登場したのがこの『のどぬ〜るぬれマスク ひもなし貼るタイプ』。なるほど、ナイスアイデアと心の中で喝采を送り、早速試してみることにした。


マスク本体は通気性の良い不織布(ふしょくふ)で、そこに専用のぬれフィルターを装着して使用する。ノーズワイヤーも入っており、ぬれフィルター自体も鼻の部分に凹形の切れ込みがあるので快適に装着できる。粘着テープは左右2箇所ずつあり、絆創膏のようにフィルムを剥がして頰に接着する。


手順としては、先にノーズワイヤーの形を整えてから接着すること。じゃないと後でテープ位置を貼りなおすことになり、粘着度が落ちてしまう。敏感肌の記者なので気になったが、一応肌に優しいタイプの粘着素材を使用しているとのこと。


1回目は剥離フィルムを剥がすときに粘着部分が重なってしまい、失敗。これは気をつけたほうがいい。気を取り直して慎重にフィルムを剥がして、そのまま鼻に当ててノーズワイヤーを調整、そしてしっかりと頰に貼ると、うまくいった。


確かに耳ひも無しでスッキリとした使用感。呼吸もしやすいし、ぬれフィルターならではの潤いもしっかり感じられる。と、ここまでは良かったのだが、ここで問題が!

 

就寝直前につけないと、いろいろと不便なことになる!


そう、これ、一度貼ってしまうと飲み物も飲めないし、風邪気味だった記者は鼻もかめないことに気がついたのだ。簡単にはがせてつけ直せますとのことで、何回か鼻をかんではつけるを繰り返していたのだが、4〜5回目あたりでだいぶ粘着力が弱まった。

 

そしてそのまま寝たのだが、上に乗せている感覚で、寝返り一発でずれる。朝起きたときにはどこかへ。不満1位「朝起きるとマスクが取れている」は解消できないという結末となった。


なので実際に使用する際には、就寝時ギリギリの装着をおすすめする。貼り直しを少なくすれば、しっかりくっついてくれているし、朝の行方不明も解消される。ただ鼻の調子が悪いときにこそ使いたい濡れマスクなだけに、そこらへんはちょっと…。なので風邪を引く前の予防のために活躍させるための就寝時マスクだと感じた。

 

 

オススメ度:(ピンときたら、どうぞ)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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