両面テープの定番『ナイスタック』が発売50周年でデザイン・リニューアル! どこが変わった?
両面テープの代名詞ともいえる『ナイスタック』(ニチバン株式会社・税別220円~)が発売50周年を記念し、昨年末からパッケージ・デザインを一新した。ブランドロゴのリニューアルや粘着強度の数字表記など工夫がいっぱい。さらに新商品として透明タイプも誕生。
どこが変わった? 『ナイスタック』新デザインをチェック!
文具・事務用品の必需品、ニチバンの『ナイスタック』。1966年の発売から半世紀も経つロングセラー製品というから驚きだ。2016年11月21日メーカー出荷分から新デザインに切り替わっているのだが、お気づきだろうか?
馬蹄型のパッケージ、パッと見の印象はいつもの『ナイスタック』で間違えようもないが、新旧並べてみると結構違うと気付く。従来のイメージを守りながら、新パッケージはデザインコンシャスな仕上がりだ。細かな特徴をチェックしていこう。
粘着強度を数字で大きく表記
まずはフロント左下にご注目。大きく書かれた数字はテープの粘着力を示すものだ。「01.弱/02.普通/03.強力/04.超強力」と4段階に分かれ、ここを見れば粘着強度を瞬時に判断することができる。
素材別テープは用途が分かりやすいアイコン付き
『ナイスタック』は紙以外にもさまざまな用途に向けたバリエーションが存在する。「カーペット固定用」「木材工作用」「屋外掲示用」「布・手芸工作用」「皮革・ゴム・プラスチック用」「プラスチック用」と素材別に6種類を用意。
従来まで素材別表記は文字のみだったが、今回のリニューアルでアイコンが加わり、ぐんと見やすくなった。たとえば「カーペット固定用」にはカーペットのイラストが。
「屋外掲示用」は壁とポスターのアイコン。
これら文字とアイコンの両方から、スペックや用途を確かめながら製品を選ぶことができる。
この工夫で、利便性は大きく向上した。
主力製品「セロテープ®」に通じるブランドロゴ・デザイン
そして注目なのがブランドのロゴだ。ニチバンの主力製品「セロテープ®」と共通のフォントデザインで『ナイスタック』のロゴを一新。ニチバンブランドの統一感がよりアップし、スタイリッシュな印象のパッケージに仕上がっている。
本体裏面にミシン目を入れ、圧縮して廃棄可能に
本体ホルダー裏側にはミシン目を加工。使い終わったらミシン目を切り離し簡単に解体できるのも時代に合わせた工夫。
また、カッター付きの製品は、ホルダーからカッター部分だけを取り外し、分別して捨てられるように。ゴミの圧縮や分別ができて、とってもエコだ。
透明タイプ投入でさらにラインアップ充実!
さらに、今回のリニューアルタイミングで透明タイプの両面テープも新登場。
実際にふたつを比べてみると、その違いは一目瞭然。従来の『ナイスタック』は白っぽい半透明のテープだが、新製品の透明タイプはセロハンがベースとなっている。これならガラス製の窓やドアなどに貼って後ろから見ても、テープの存在にほとんど気づかれないだろう。ポスターや案内、チラシ、広告、装飾など、さまざまな掲示物を貼るのに利用できそうだ。
新デザインにリニューアルし、使いやすさと魅力がアップした『ナイスタック』。店頭で新デザインを見かけたら、一度手に取ってみては。
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