『minimaru(ミニマル)RV-DX1』小さなボディで狭い・低い場所に対応する日立初のロボットクリーナー!

使用後の手入れも楽々!

ダストケースは簡単に外せて、圧縮したゴミは捨てやすい。

本体にお手入れブラシがセットされており、失くしにくいようになっているのは親切。

ダストケース類は水洗いが可能なのがうれしいが、本体車輪などに絡みついた髪の毛などはピンセットなどを駆使して取らないといけない。


音は静かとは言えないが、それほどうるさくは感じない。センサーにより、ゴミを見つけるとモーター音は高くなる。テレビを楽しみながら、というわけにはいかないレベル。部屋の隅に関してはねちっこく掃除してくれるのだが、やはり弱いのがコード類。ロボットクリーナーのための下準備として、不要なコード類は片付けておかなければならないのだが、完璧を期さないと目ざとく見つけて、自ら絡まっていって動作がストップする。


ここら辺、AIが判別して近寄らないでくれるといいのだが、と思った。敷物もうまく上に乗ってくれれば問題ないのだが、薄手でヨレがあると、そこに絡まってしまうこともあり、注意が必要。サイドブラシは微妙に折れ曲がりやすく、消耗品扱い。現状では価格不明。

 

 

まとめ:日々の掃除を助けるパートナーとしての存在価値


パワフルがゆえに小型ペットや赤ん坊のいる場所では使用できない。液体なども吸い込めないので、事前に掃除しておくこと。それでもやはり完璧な掃除には程遠いので、クリーナー任せというよりも7割程度頑張ってもらって3割は自力でやる共同作業的なニュアンスで使うのがいいだろう。実際健気に一生懸命働いてくれて、時折コードに絡まって止まってしまう『minimaru(ミニマル)RV-DX1』の姿は愛嬌を感じてしまう。

実際にAI・ロボティクス分野でも最も難しい範疇に入ると言われている掃除分野。各家庭の環境に合わせてディープラーニングできるほどのハイレベルなAIを搭載できればいいのかもしれないが、まだ当分コスト的には無理だろう。それまではうまく下準備をして活用していくしかない。

 

オススメ度:(良い商品です)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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