『ホルンヘーゼルホワイト』ホワイトチョコ・ファンお待ちかねの冬だから味わえる甘やかなナッツ味に感動!

冬はチョコレートの季節と法律で決まっているわけではないが、溶けやすいチョコ商品が期間限定で登場する季節となっている昨今。中でもホワイトチョコ使用製品は圧倒的に冬限定が多い。そんな中、『ホルンヘーゼルホワイト』が登場。さてどんな味わいなのか?

90年代から始まった、冬限定チョコレートブーム。ホワイトチョコ製品も増えるシーズン!

冬はチョコレートの季節というのは、冬季限定チョコ製品が多いから。そもそもは1990年代前半に明治が口どけの良さを売りにした「メルティーキッス」を冬季限定で発売したあたりから、非常にポピュラーになった。口どけが良いということは、普段から溶けやすいということであり、夏場は売れないというところから自然と冬限定となったと考えていい。


そしてチョコレートの色はと聞かれて、黒・茶色と答える人が世の中のほとんどだと思う。ところが記者は昔から、白と答えたがるタイプの人間だった。つまりホワイトチョコレート好き。店の棚でも肩身の狭いホワイトチョコなので、選ぶ余地も少ないというのがいつものこと。

ところがこれがチョコの季節、冬となると話は違う。ホワイトクリスマス擁する雪の季節ということで、特別感を高めるためか期間限定ではあるけれど、ホワイトチョコ製品が街に溢れ出す。もちろん分母のチョコレートが大量に街に投入されるので、結果としてホワイトチョコが増えるというだけのことかもしれないが、これはたまらなくうれしいこと。日の目を見なかったホワイトチョコファンが元気になるのが、この白い季節なのだ。


ということで明治の大人向けチョコレート菓子ラインナップの一つ「ホルン」だ。発酵バター香り立つラングドシャ(フランス語で猫の舌の意。17世紀からあるクッキーの一種)という高級クッキーにホイップしたチョコレートをインさせたのが「ホルン」。そしてその中から期間限定で登場したのが『ホルンヘーゼルホワイト』(8本・実勢価格 税抜200円・2016年11月22日発売)だ。


ラングドシャにホワイトチョコという組み合わせでピクッとした人はすごい。そう、永遠の名作お土産の一つに数えられる北海道名産「白い恋人」(石屋製菓)の組み合わせだ。ただこの『ホルンヘーゼルホワイト』は、そこにヘーゼルナッツという香ばしさに対する強力な援軍を持ち、発酵バターとともに仕上げ、肝心のホワイトチョコレートもホイップして挟み込むという徹底した戦略が取られているのが違い。


それでは食べてみよう。箱から出て来るのはスティックタイプの個別包装。内部はホワイトチョコであるけれど、ラングドシャクッキーに包み込まれたシャープペンシルの替え芯的形状の端の部分は、通常の黒いチョコが角を守るようにほんの少し。


真ん中から割ると中は限りなくクリームに近いまったりとしたホワイトチョコ。ヘーゼルナッツの香ばしい香りと合体していかにも甘やかな香りが漂って来る。


食感は外側がザクザク。中身がクリーミーなチョコという二段構え。ホワイトチョコならではのふんわりミルキーな味わいをヘーゼルナッツが小気味良く引き締める。しっかり甘いが、しっかり美味しい。これはかなり無敵な味わい。ホワイトチョコファンでナッツ好きなら、一箱8本は瞬殺だろう。記者もそうだった。

 

期間限定なので、後悔のないように今のうちにしっかり味わい、冬場をハッピーに彩るために大人買いしておきたい、そんな魅力に溢れた名品だった。

 

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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