『キリン 世界のKitchenから 甘く香り立つスパイスの薫るホット葡萄』ドイツ伝統のあったかドリンクがベース!

世界各地の知識や伝統を持ち帰り、新たなおいしさを生み出してきたキリンビバレッジ株式会社「世界のKitchenから」シリーズに、冬季限定で『甘く香り立つスパイスの薫るホット葡萄』が仲間入り。3種のスパイスを入れることで葡萄の香りを引き出したという新フレーバーをさっそく飲んでみた!

冬のドイツの定番ドリンク“キンダープンシュ”って?

『甘く香り立つスパイスの薫るホット葡萄』(345ml・参考小売価格 税別134円・2016年10月25日発売)は、2015年にセブンイレブンで先行販売されていた商品をリニューアルして全国発売。冬の寒さが長くて厳しいドイツで伝統的に作られてきた、果汁とシナモンやクローブなどのスパイスを合わせて煮込んだ“キンダープンシュ”と呼ばれるドリンクを参考に開発された。

 

本来は”プンシュ”というワインなどのお酒をベースにした飲み物だが、体を温めるスパイスなどはそのままにアルコールなしのものを“キンダー(子供の)プンシュ”という。スキーやクリスマス市に出かけたとき、外で身体を温めるために飲むタイプのドリンクで、取っ手のないカップで飲むことが多いので、こうしたボトルタイプは本来の形に近いのかも。

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『薫るホット葡萄』に使用されているスパイスは、シナモン、クローブ、カルダモン。皮ごと搾った香り高いコンコードグレープと一緒に煮込むことで、葡萄のコクをスパイスが引き出しているという。

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ボトルは、下が窄んだコケシのようなフォルム。かわいらしい多数のイラストからは、寒い冬に思わず飲みたくなるような暖かさが伝わってくる。

 

葡萄×スパイスで大人のドリンクに

フタを開けると、葡萄の甘い香りが漂い、後からスパイシーで刺激的な香りが攻めてくる。甘さと辛さがマッチした、なんともいえないよい香り…『薫るホット葡萄』という名にふさわしく、この香りに包まれながら眠ったらよい夢が見られそうだ。

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コップに注いでみると、葡萄ジュースよりも薄めのほんのり紫色。期待に胸を膨らませて一口飲むと、香りと同様まずはブドウジュースのような甘さが広がり、そのあとスパイシーさが鼻に抜けていく。甘いだけで終わらず、ピリリとしたスパイシーさが感じられることで、大人っぽい印象に仕上がっている。独特のスパイス風味で、ちょっぴりエキゾチックな気分!

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飲む前は、ピーチティーやストロベリーティーのようなフルーツ紅茶をイメージしていたが、どちらかというとホットワインに近い。フルーツティーの場合は、紅茶特有の渋みのようなものを感じるが、当然ながらこの『薫るホット葡萄』にはその渋みはなく、最後まで葡萄の甘さが口の中に広がり続ける。

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気になるのは、甘みの強さ。甘ったるいとまではいかないが、甘いものが苦手な人にはなかなか強烈な甘さかもしれない。ホットの状態で飲むため、冷たいジュースよりも甘さを感じやすいということもあるのだろう。だが寒い冬、疲れた体に「ほっと一息…」というタイミングでは、この甘さが嬉しいようにも思う。

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『甘く香り立つスパイスの薫るホット葡萄』は、コンビニやAmazonなどで販売中。この冬、ドイツの伝統知識を生かして、心と体を温めてみてはいかがだろう?

オススメ度:(良い商品です)
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記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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