『LED電球スピーカー LSPX-103E2』192色カラーLEDとBluetoothスピーカーの2役で光と音のムード作り!

居室だけでなく各部屋にも音楽を流したいと思ってはいても、配線や電源確保はけっこう面倒。そんな時に照明用の標準的な電球の口金さえあれば明るさと共に音楽を流すことができるのが『LED電球スピーカー LSPX-103E2』だ。

部屋中どの部屋でも音楽を楽しみたい、できれば面倒な配線なしで…を可能にするLED照明スピーカー

高価な製品ながら好調な売れ行きを見せているのがソニーの『LED電球スピーカー LSPX-103E2』(希望小売価格 税抜23,880円・2016年5月21日発売)。LED照明であってBluetooth接続でスマホやPCなどの音楽を鳴らせるスピーカーでもある不思議な商品。光と音の両方を提供してくれるという。これは大変気になるところ。どんな感じなのか、体験してみることにした。

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箱を開けるとちょっとずっしりした感触のLED電球が現れる。実はこの「LED電球スピーカー」は今回が初登場ではない。すでに発売はされていて、今回の『LED電球スピーカー LSPX-103E2』はステレオ再生に対応というパワーアップを施して現れた新製品だ。2台購入となるとほぼ5万円台の出費になる。なかなか導入には勇気がいる価格帯だ。

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このまま照明に電球としてつければ、そのまま光る。ただLEDならではの多色点灯が可能。このモデルは192色の色変更がリモコンを通じて可能になっている。実際に試してみるとなかなか192色を見分けることはできないのだが、実にきれい。また調光も32段階という微妙な調節が可能なので、常夜灯として活躍させることも可能だ。最高に明るくした場合は500ルーメンなので、40W相当の明かりとなる。

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問題はやはりスピーカーとしての機能。接続はBluetooth。あらかじめスマホなどの音楽を再生した機器からペアリングの必要がある。1台の『LED電球スピーカー LSPX-103E2』をペアリングするのは実に簡単。またNFC対応のスマホを持っている人なら、NFC簡単接続アプリをインストールすると、リモコンにワンタッチさせるだけで接続が可能になっている。今回はやはりステレオ機能を試したかったので、2台借りての検証を試みた。

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その時注意したいのは2台の『LED電球スピーカー LSPX-103E2』を接続する時。必ず1台だけをペアリングして、もう1台は切っておくこと。同時にそれぞれペアリングしてしまうと2台同時使用ができなくなる。必ず1台をペアリングした後、リモコンを使用して親機設定をして(左チャンネルになる)、それから親機に対して子機役の『LED電球スピーカー LSPX-103E2』を接続するという手順をとる。

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通常はデフォルトでステレオ再生となる。違う部屋にそれぞれ1台ずつ設置する場合はモノラルで同じ音を流すダブルモードに設定することも可能だ。

 

機能を最大限に活用するために必要な2つのスマホ/iPhoneアプリ

音楽を鳴らすためには基本的に「SongPal」というソニー製オーディオ制御アプリを使用する。

 

「SongPal」

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【Android】
【iPhone】

 

さらに「SongPal」を起動してメニューの「LED電球スピーカーアプリケーション」を選択するとさらに追加で同アプリのダウンロードを促されるので、それもインストール。「SongPal」のみでは音量調整と音質設定しかできないので、この「LED電球スピーカーアプリケーション」の導入は必須だ。

 

「LED電球スピーカーアプリケーション」

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【Android】
【iPhone】