『明星 沖縄風ソーキそば』炙り軟骨ソーキ肉をレトルトでフィーチャーした本格派は紅生姜入りもうれしい!

夏になったら食べたくなるのが、ポークと鰹節のダシのハーモニーで生まれる旨味とあっさりが共存する沖縄そば。この『明星 沖縄風ソーキそば』は沖縄料理店でおなじみのソーキ肉までレトルトで加えた本格派の一品だ。

レトルトの炙り軟骨付きソーキ肉が重量感たっぷりに乗っている!

まず税込で300円超えという価格に驚いてしまうのが、明星食品『明星 沖縄風ソーキそば』(125gうち麺80g・希望小売価格 税抜290円・2016年8月8日発売)。カップ麺としてはかなり高級な部類に入るだろう。ただ中身を知ると、決して高くはないと感じる。その最大の要因がソーキ肉がレトルトで2切れも入っていること。

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沖縄そばを簡単に説明すると、限りなくラーメンに近いうどんともいうべきもの。中華タイプのうどんにしては細めの麺を用いて、豚と鰹節の合わせダシでいただくその芸風は、ラーメンほどにはこってりして欲しくないが、うどんではあっさり過ぎというタイミングで食べるのが最適な一品。そして沖縄料理店で悩んでしまうのが、沖縄そばにするか、ソーキそばにするかの二択。

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通常三枚肉が乗っているのは沖縄そば。軟骨のコリコリも楽しめるソーキ肉(豚のあばら骨)が乗っているのがソーキそば。基本は同じだけれど、これが結構悩む。そして今回はソーキそば。レトルト採用で本気のソーキ肉を乗せているからすごい。そう考えれば、好きな人なら300円も納得出来る価格なのではと思う次第。

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さて、それでは食べてみよう。麺は幅広のノンフライタイプ。かやくはかまぼことネギは普通だが、これまた生タイプで紅生姜が同梱されているのが、記者的にツボだった。やはり沖縄そばなら紅生姜は外せない。そしてずっしりとした重量感の炙り軟骨ソーキ肉のレトルトパック。

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湯入れから5分で調理完了。フタの上に乗せて温めておいたソーキ肉も季節柄かしっかり温まっている。ノンフライタイプの麺なので、後入れスープなどを入れる前にかき回してほぐすのがお約束。つるみのある麺は沖縄そばとしてはツルツルすぎる気もするが、美味しそう。

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粉末スープを溶かして、いよいよ問題のソーキ肉投入。甘辛いタレがぼたぼたと滴った後に、カップ麺としては異例なボリュームの肉塊がズドン。これはすごい。きっちり軟骨も見えていて、ヨダレが止まらない。

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まずはスープから。鰹節と豚の旨味が合体した特有の美味しさに、ソーキ肉のタレの甘辛さが混じって、そこに生タイプの紅生姜が花を添える。かなり無敵な味わい。ここまで来るとこーれぐーす(島トウガラシと泡盛で作った辛味調味料)も欲しくなるくらい、本格的。

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そば自体もツルツルとシコシコが共存した美味しさ。合わせてソーキ肉をがぶりとかじると、コリコリ感も肉感も両方楽しめる。沖縄風と謙虚な商品名だが、かなり迫真の仕上がりだと思った。

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近所に沖縄そば(ソーキそば)を食べられる店がない、あってもお高いという時にはこの『明星 沖縄風ソーキそば』は力強い味方。泡盛片手に味わったら最高だと思う。

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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