RSS2.0『ピエリア ツインデスクファン』自分だけが暑い時、周囲を気にせずパーソナルに涼めるからうれしい！
コンパクトで場所をとらず、縦置き横置き自由自在のツインスタイルが楽しい小型扇風機『ピエリア ツインデスクファン』。オフィスで自宅で気軽にパーソナルな風で涼めるからうれしい！
さながらPCを冷やすようなルックスが好みの分かれるところか
周りはむしろ寒がっているのに、自分だけが暑い。肉厚なボディーを持っているとオフィスなどでは困りもの。自分の基準で温度設定を変えるわけにはいかないし…。そんな時に役立つのが、この株式会社ドウシシャ（大阪市中央区）の『ピエリア ツインデスクファン』（FDR-101U・実勢価格 税込4,467円・発売中）。カラーはシルバーとシャンパンゴールドの2色展開。
一見PCについているCPU冷却用のファンかと見紛うけれど、羽根径約11cmでもダブルで駆動できるので、かなり実用的な扇風機。そのコンピュータ・パーツを連想されるデザインは好みが分かれるところ。シンプルでかっこいいと思う人、無骨だなあと敬遠する人、それぞれいると思う。
重量は700gでそこそこ重め。金属フレームの枠に2台のファンが並行して設置してあり、スイッチ部は左側（または下部）にまとめてある。
風速切り替えは2段階。ワンプッシュで弱風、ツープッシュで強風。DCモーター駆動なので音も静か。弱モードではほとんど無音で、強にしてもうっすらとしたホワイトノイズ程度で耳障りな音は一切しない。13枚羽根の実力だろうか。
縦置きも横置きも可能だ。また独立駆動なので、1台ずつ動かすこともできる。
まさにお手軽パーソナル扇風機。ただコンパクトだけあって、首振り機能やタイマー機能などは無いので念のため。2台のファンはそれぞれ向きを変えられるのがいい。同じ方向を向けて強い風を味わうのもいいのだが、長く風を浴びる際には体調も考慮して向きを微妙に変えて調整したい。
特筆すべきはその薄さ。高さはちょっとA4よりは大きいのだがたたむと2cm強の薄さなので書類立てなどにサクッと収めることができるのがいい。
ただ残念だったのはファンの向きを180度回転させることはできない。記者は直感的に縦置きにして、片方を排気用にしてもう片方を吸気用にすれば循環気流が実現できるのではと色めき立ったが、そういう使い方はしないようだ。
それなりのパワフルな風。しかしクリーニングは少々厄介
もちろんサイズがサイズなので風圧に期待してはいけない。涼しいのだけれど、書類があちこちに飛んで行ってしまわない程度の風。オフィス使用ではむしろ良いかも。
問題はメンテナンス性。PCの冷却ファン同様、分解前提ではないのでホコリがたまると少々厄介。普段から掃除機などで羽根にホコリが付かないようにまめに吸い取っておくしかない。
それでも周囲の人より暑くなりやすいタイプの人などにはとても便利なコンパクト扇風機。もちろん家庭でも自分のそばでパーソナルな風で家族に気を使わずに使用できるのがいい。
【スペック】
サイズ：使用時(幅×奥行×高さ)16×11×33cm/収納時(幅×奥行×高さ)18×2.3×33cm
重量：約0.7kg
羽根径：約11cm
消費電力：50Hz/60Hz 約6.2W
電源コード長さ：約1.2m
(買っても損はない)
