『Snappy(スナッピー)』iPhoneで安定した撮影が可能になる手ブレしにくいシャッター内蔵グリップ
iPhone周りの便利な周辺機器を多数取り扱っていることで知られるスペックコンピュータ株式会社(福岡市博多区)から、iPhoneカメラ撮影時に手ブレしにくいシャッター内蔵グリップ『Snappy(スナッピー)』が発売された。とかく不安定なiPhone撮影もこれできっちりブレないはずだ。
iPhoneに簡単装着、グリップ確保とシャッター機能でスナップ撮影を安定させる
この『Snappy(スナッピー)』(45g・希望小売価格 税抜2,500円・2016年3月31日発売)、その機能は2つ。とかく不安定で手ブレしやすいiPhoneに、がっちりホールドできるグリップ機能を持たせることと、自然な位置にシャッターボタンを移動させること。単純ではあるけれど、確かに構えにくいのがiPhone。手でピント位置をタッチしていたりするとついしてしまう手ブレ。
では実際に試してみよう。
装着できるiPhoneはPlusシリーズを含むiPhoneで使用可能だが、iPhone4S以前のモデルでは使用できないので念のため。またイヤホンジャックを使用してシャッター機能を実現しているので、『Snappy(スナッピー)』使用時はイヤホンは使用できない。
装着方法は、まず『Snappy(スナッピー)』本体のヘッドホン接続端子をiPhoneに接続。
ホルダー下部を引き下げてサイズ合わせ、画面が手前になるように装着する。
そしてカメラアプリを起動して使う。クールなiPhoneのフォルムはちょっといかつくなってしまうが、確かにこれだと持ちやすい。さながらモニター画面の巨大なコンパクトデジタルカメラのような。ただいかんせんプラスチッキーな質感が…。
片手で十分ホールドできるので、ピント合わせも楽々。落下防止のストラップを付けると安定感も増す上、さらに安心な撮影ができる。妻に自分を撮影してもらったが、「確かに手ブレしにくくなった」とのこと。
実際の撮影画像はこの通り。
さらにこれ、自撮りも楽々だというので試してみる。斜め上から撮ると若返るんだっけ、と思いつつパシャリ。
別に若返りはしなかったけれど、確かに安定感は抜群だ。これならコンデジは必要ないかもしれない。
実際の撮影画像はこんな感じ。
まとめ:デジタル一眼レフまで出費はしたくないが手持ちのiPhoneできれいに撮りたい人向け
きれいな写真を撮りたいならデジタル一眼レフという選択肢もあるし、高級コンデジという手もあるが、正直出費は抑えたいという人なら、2千円台でとりあえず撮影レベルが安定するのでオススメ。常に装着しているとかさばるしスマートなフォルムもなくなるし、イヤホンも使えないので撮影タイミングになった時に装着して使うというのが理想かもしれない。もう少し質感・ルックスにこだわった方がiPhoneユーザーには喜ばれるのではないだろうかとちょっと思った。
カラーリングはブラック/ホワイト/ピンクの3色。