『Bean to Barチョコレート』は高品質サードウェーブチョコの代表格/バレンタイン目前に5種食べ比べ!
「BOX No.1」”ヘーゼルナッツのようなまろやかな味わい”は本当か!?
従来通りの発酵で仕上げた「BOX No.1」は、カカオの苦みと風味がふんだんに味わえるビターチョコレート。素材の味がダイレクトに感じられる濃厚な苦みがあり、とてもシンプルな味わいだった。ガリガリと粒状の食感があり、かなりオトナのチョコレートだ。
「BOX No.2」”飴がけしたアーモンドのような奥深い甘み”は本当か!?
続いて「BOX No.2」を試食。こちらはクエン酸の発生を意図した発酵で、「飴がけしたアーモンドのような奥深い甘み」らしい。実際に食べてみると、No.1よりも甘みは感じるが飴がけアーモンドというほどの甘みはなく、ほろ苦さが先行する。濃厚なカカオの風味が効いていて、満足度が高い。
「BOX No.3」”青りんごのような穏やかな酸味”は本当か!?
「BOX No.3」は、タンパク質分解酵素の発生を意図した発酵で仕上げた「青りんごのような穏やかな酸味」があるタイプだという。ひとくち食べてみると、No.1・No.2よりは普段から食べなれているビターチョコレートの甘さに近く、それでいてレーズンなどのドライフルーツのような甘酸っぱい酸味が後からやってくる。カカオ豆の風味と酸味がどちらもじゅわっと広がるおもしろい味わいだ。
「BOX No.4」”ピーチコンポートのような爽やかな印象”は本当か!?
続いては「BOX No.4」。乳酸の発生を意図した発酵で「ピーチコンポートのような爽やかな印象」に仕上げた種類。ピーチコンポートといえばかなり甘いイメージを持つが、あくまでオトナのビターチョコレートなので甘みはとても控えめ。ドライフルーツのような甘酸っぱさがあったNo.3と比べると、生の果実の甘みのような自然でさわやかな印象はあった。また、カカオの苦みと風味が控えめになり、さっぱりしたビターチョコレートだった。
「BOX No.5」”木苺のような爽やかな酸味”とは!?
最後は「BOX No.5」。発酵の栄養素となる糖分を増補した発酵で「木苺のような爽やかな酸味」があるという。こちらも確かにやや 甘みがあるタイプで、カカオの苦みは控えめ、ほのかな甘酸っぱさを感じた。木苺というか、お酒は入っていないけれど洋酒入りのチョコレートに近い味わいだった。
その味わい、まさに別格!
「テイスティングセット-フィリピン産カカオ、オリジナル発酵5種セット-」を食べ比べて感じたことは、ビーントゥバーチョコレートはお菓子という表現が似合わないほど徹底してカカオの奥深い味わいが凝縮された”明らかに別格のチョコレート”だということ。チョコレートでありながらも非日常の味わい、究極の嗜好品であると思われた。ワンランクもツーランクも上のバレンタインの贈り物として、大切な人にだけ贈りたい逸品だ。
「テイスティングセット-フィリピン産カカオ、オリジナル発酵5種セット-」(税込1,620円)は、数量限定でミニマル店頭およびオンラインショップで販売中だが売り切れ、再入荷、売り切れ状態が続いている。「MinimalFlight2016」(税込5,940円)は、ミニマル店頭のみで購入可能。
ビーントゥバーチョコレート専門店「Minimal」(東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9)は、小田急線・代々木八幡および東京メトロ千代田線・代々木公園より徒歩5分。営業時間は11:30~21:30まで(月曜日定休/祝日の場合は翌日定休)。