『マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺』「生麺ゆでてうまいまま製法」で本格辛口担担麺は実に旨い!

東洋水産の大人気袋麺シリーズ「正麺」から派生した「マルちゃん正麺 カップ」シリーズに新味登場。生麺の美味しさを楽しむだけでなく、ピリ辛の味わいも追求した『マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺』の美味しさを検証する。

味噌ベースのスープに花椒とラー油を聞かせて”麻辣”味に仕上げた!

「正麺」と言っても袋麺は工場で茹でずに家庭で調理の際に初めて茹でるというど画期的製法で袋麺シーンを席巻したが、「正麺 カップ」に関しては構造上その手法は不可能なので、「生麺ゆでてうまいまま製法」を取っているのが特徴。

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ただその麺にも工夫がなされており、5分間という湯戻し時間の長さとともに、麺自体に無数の穴をあけることによって麺の隅々まで湯戻しして生麺のような感触を実現している。

なのですでにその美味しさに魅了されていた人にとっては、その先の美味しさを期待していたはずであり、『マルちゃん正麺 カップ うま辛担担麺』(120gうち麺65g・希望小売価格 税抜205円・2016年1月16日発売)はまさに待ちに待った一品であるはずだ。

 

それでは調理に移る。カップをめくると波打つフォルムの正麺カップ特有の麺が目に入る。そこにかやくのみを投入して湯入れだ。

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5分経過後、後入れスープを入れていくのだが、その前にノンフライ麺なので、まず麺をほぐしておきたい。これはお約束だ。そしてまず粉末スープから投入し、後から液体スープを入れる。これもお約束。順序を間違えるとスープがダマになりやすい。

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粉末スープ投入の時点でまったりとした練りごまの香りが沸き立って期待が高まる。そこにラー油オレンジの液体スープを追加投入することで、様相は一気に担担麺化。見た目だけでもかなり本格的だ。

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スープをひとくち味わうと日本各地のご当地担担麺とは違って、王道のごまとラー油の味のコンビネーションが光る担担麺味だということがわかる。スープはポークベースで白味噌を使い粗挽きトウガラシで仕上げたコクのみち溢れるスープ。これはうまい。

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問題の麺はやはりさすが正麺カップ。多少ほぐれきっていない部分もあるが、全体としては生麺にかなり近い透明感と潤いを含んだ麺の食感がたまらない。具材は味付け挽肉といりごまとネギの三種。これが香ばしさをさらに加速する。

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辛さは結構辛いので、苦手な人は要注意。それも花椒とトウガラシとラー油という三種の辛味責めなので、舌にビリビリ来る。激辛というほどではないが、体温が上がり厚着をしていたら小汗をかくくらいにはホット。

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結論としては辛口ラーメンが好きな人なら挑戦してみるべき。奇をてらうことのないスタンダードな担担麺なので、そのメニューが好きな人なら外さないだろう。冬場の寒さが辛い時、携帯用カイロもいいが、こうした体の芯から温める方法もラーメン好きなら有効だと思う。

 

オススメ度:(買っても損はない)
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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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