冷蔵庫2015年モデル検証シリーズ②〜三菱電機『MR-WX71Z』は食材との付き合い方を激変させる 編

 

ミンチ肉の概念を覆す、普段のメニューも変化する⁈

この『置けるスマート大容量 MR-WX71Z』、とにかく「氷点下ストッカーD」と「切れちゃう瞬冷凍」が素晴らしい。特に「切れちゃう瞬冷凍」は、ミンチ肉そのものの概念を変えてくれる。約2~3週間保存できる上に、好きな時に好きなだけ切り分けて使えるのだから。

 

他社の冷蔵庫でもチルドとパーシャルの切り替えができたりするが、実際に使い始めれば、意外とスイッチを切り替えたりはしないもの。その点三菱電機は、1部屋に1機能と割り振ったことが良い効果を発揮している。

 

また部屋ごとの温度管理にこだわっているだけに、部屋と部屋がしっかりと区切られているのも良い。部屋が繋がっていると、扉の開け閉めでほかの部屋の食材が“ちょい解け”して、製氷室の氷同士がくっついたり、冷凍室の肉が真っ白に霜付きになったりするが、それが起こりにくいというのが利点だ。

 

と、ここまで「氷点下ストッカーD」と「切れちゃう瞬冷凍」ばかりフィーチャーしてしまったが、それだけインパクトのある機能なのでご了承願いたい。

 

その他の機能としても冷蔵室の扉を全面オープンしなくても取り出せる「ヨコ取りポケット」、扉と本体の角度が20°以内になると、扉が自動的に閉まり半ドアを防止する「オートクローザー」もある。

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また重くなりがちな冷凍室や野菜室は「スルスルローラー」を採用。ラクに引き出せ、ラクに閉めることができるようになっている。

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取っ手付きで出し入れもラクラク、棚の好きな位置に設置できる「フリータマゴケース」などの小技機能も気が利いている。

トップクラスの静音性を誇る!

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いまどきの冷蔵庫はどれも静かなものだが、なかでも三菱電機の冷蔵庫はトップクラスの静音性を実現している。中でも感心したのが、製氷室の防音マット。製氷室内にマットが敷かれているのはもちろん、引き出しのレールにもマット素材が貼ってあり、徹底的に消音対策がとられているのが素晴らしい。他社製品ではタイマーで夜中にそもそも氷を作らないというモードもあるが。

 

ほんのちょっとの工夫を駆使して、自動製氷で氷が落ちる音を最小化しているこの細やかな気遣い。夜中の駆動音がどうしても気になる人にうれしい気遣いだ。

 

まとめ:「氷点下ストッカーD」と「切れちゃう瞬冷凍」で、家事がラクになれること間違いなし!食材との付き合い方が強力に変化、日頃のメニューがバリエーション豊富に!

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三菱電機の冷蔵庫は、適当に食材を入れておく倉庫ではない。三菱電機の冷蔵庫を購入すれば、食材との付き合い方がアクティブで、とても楽しいものに変わるはずだ。いかに無駄なく美味しく食材を使い切るかに、快感を覚える女性は少なくないはず。今回の解説記事を読んでワクワクしたならば、迷わず三菱電機の冷蔵庫を買っていいと思う。

 

冷凍系の機能が充実しているのはシャープ製の冷蔵庫と同じ。つまり共働きの都市生活者に喜ばれるという側面もある。仕事も家事もきちんとこなしたい、頑張るママ(パパ)さんに三菱電機の冷蔵庫はベストマッチと言えそうだ。

 

次はパナソニック冷蔵庫を紹介予定。

【スペック】
三菱電機『置けるスマート大容量 MR-WX71Z』
(市場予想価格 税込約460,000円・2015年8月発売)
カラー クリスタルホワイト/クリスタルロゼ/クリスタルブラウン
設置サイズ/質量 高さ1821 × 幅800 × 奥行738mm 139kg
容量 冷蔵室379L(うちフレッシュゾーン36L)/冷凍室125L+瞬冷凍室46L/製氷室21L/野菜室134L
年間消費電力 230kWh/年
特徴① 肉・魚を冷凍しないで長くストック「氷点下ストッカーD」
特徴② 冷凍なのに美味しく保存、解凍いらずですぐ調理できる「切れちゃう瞬冷凍」
特徴③ 幅80cmで705Lの大容量
特徴④ 静音性トップクラス

 

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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