『カップヌードル ミルクシーフードヌードル』今年もまたやってきたほっこり温まる冬の定番幸せ味!

もそもは「シーフードヌードルをホットミルクで作るとおいしい」というインターネット上の風説流布が元でブームに。それを何と本家の日清食品が目をつけて2007年に初めて商品化したのが現代の冬の風物詩麺『カップヌードル ミルクシーフードヌードル』(83gうち麺60g・希望小売価格 税抜180円・2015年11月23日発売)。

 

確かにルックスはホワイトクリームシチュー・テイストなので、北風が意地悪く吹き荒れる季節に食べたくなるタイプの味わいの麺。なるほど来年で10周年を迎えるほど、季節定番として長く愛されているのもわかる。もちろん自力でホットミルクを作って注ぐのも面倒なので手間としても助かる。

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とは言え、美味しかったなというイメージはあるものの、ほとんど1年ぶりに味わう『カップヌードル ミルクシーフードヌードル』。細かいことは忘れてしまったので、改めて食べてみる。そう言えば去年から発売になった「日清カップヌードルリゾット ミルクシーフード」も同時発売とのことなのでそちらも今年の舌で改めて食べてみたいもの。

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さてフタをめくるとほんわかしたクリーミーでミルキーな香りがして、すでにそそる。これにさらにホットミルクを注いで作ったらどうなるのかなと余計なことを考えながら湯入れ。3分間の待機。

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麺はカップヌードルならではのつるっとして縮れたタイプのスープなじみの良い油揚げ麺。具材となっているのはイカ、キャベツ、スクランブルエッグ、カニ風味かまぼこ、ネギ。よく考えるとシーフードはイカとカニカマだけなのだけれど…。

蒸らし時間を終了してフタを取り去ると、甘いミルキーな香りが漂ってくる。いわゆるこれが幸せの香り。冬の家路を急いでいる時によそ様の家庭から漂ってくると、一人暮らしの人だと泣けてくること確実のホワイトシチュータイプの香りである。

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スープをまず一口。ポタージュ感あふれる濃厚な味わいはシーフードの旨味と合わさって、チーズ感さえ感じてしまう濃厚さだ。これはうまい。さらに麺をすするとこの濃厚スープを縮れた部分全てでキャッチして口内まで運んでくれる。カップヌードルの麺は実にこの味わいにぴったりだ。

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順調に食べ進んでいくと時折ペランとしたシート状のイカが出てきて美味しい。さらにカニカマも小さいながら存在感はたっぷり。キャベツと卵が織りなすマイルド感も雰囲気を盛り上げる。ひとしきりメリークリスマス! と叫びたくなったところで完食。それもスープの最後の一滴まで。

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マイルド感にごまかされて気がつかなかったが、最後の方に結構な量の黒胡椒の粒がカップの底に残り驚かされた。スパイシーな隠し味がこうしてあったからこそ、飽きずに甘すぎずに食べ切れたのかなと思う。

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さあ、思い切り寒い日にお腹の中心から幸せな暖かさを満たすために食べよう。軽めの量なので夜食にもうってつけ。そして今年もまた冬がやってきたことをお腹の底から知ろう。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:カップヌードル ミルクシーフードヌードル

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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