メンテ楽々!水槽&観葉がセットで楽しめる家庭用アクアポニックス『brio35(ブリオ)』を徹底検証!
魚も植物も元気。自然の生態系がうまく循環しているということか。
3日に1度のエサやり以外はこれといってすることなし。通常の水槽だと1〜2週間程度で水が汚れて1/3ほどは交換が必要になるようだが、水はきれいなままなので交換の必要なし。フィルターに詰まった水草などを除去するだけでいい。
ただ水は蒸発して減るので、その分は水足ししている。ところが後で気がついたが、カルキ抜きを忘れていた。魚にとってはカルキはあまり優しくない成分なので、水道水を水足しする際にはカルキ抜きの作業をする必要があるのだが、すっかり忘れていた。
メーカーにカルキ抜きの方法を教わったので、記しておく。
【カルキ抜きの方法】
太陽光の当たる場所に放置した場合は約6時間でカルキ抜き完了。
室内でも24時間放置すれば大丈夫。急いで抜きたい場合は市販のカルキ抜きを使用するといい。
21日目 ■ショック!! 魚が1匹死亡!
以前カルキ抜きしていない水を加えてしまったからだろうか、仕事から帰ってきた19時頃に黄色い大きな魚・ゴールデンハニードワーフグラミーが1匹死亡しているのを発見。ショックを受ける。このまま次から次へと死んでしまったら…と考えると気分が塞ぐ。
水槽も水もきれいなまま。清掃の必要を感じないくらいなだけに原因が気になる。なのでメーカーに問い合わせてみる。返答をまとめてみると「聞いたところでは環境も飼育状況もすごく良いので個体の体力ではないか」とのこと。やはり自然の生き物なのでもともと体が弱かったり、環境の変化などで死んでしまうことはあるらしい。
魚が届いた時にあらかじめ聞いていた数よりも多く入っており、予備ということだったが、こういう生体としての限界から念のため多めに送付されている模様。合掌。
水温は27℃近辺をキープ。ガラスがキレイなままなのが不思議だ。
24日目 ■排水口を塞いでいるソイルを掃除!
安心したことに、死亡は1匹だけであとは元気だ。やはり個体差だったのだろうか。続けて死んだ場合は感染症の疑いもあると聞いていただけにホッと胸を撫で下ろす。
カルキ抜きした水を足し、ソイルが流れ出て排水口に詰まりかけていたので、ゴミとり。ただ依然、ガラスも水もきれいなままなのでそちらの清掃は不要と感じた。考えてみるともう『brio35』を稼働して24日経つことになる。今までガラスの清掃も水の交換も一切していない(水足しのみ)のに清掃の必要を感じないというのはすごいのではないか。
外は秋へ。気温も20℃を下回る日も多かったが、リビングは暖かいので水温は25℃以上をキープ。ポンプの音にはいつの間にか慣れてしまったことに気づく。
29日目 ■魚たちの元気がなかったのでエサを倍量にしてみる
観察していたら、幾分魚たちの元気がないような気が…。そこで倍量のエサを与えてみたら、それでも全部食べきった。その後の様子を見ていたら少し元気になった模様。腹が減っていたということか?
前日に植物をちょっと入れ替えてみたが、そちらも元気なよう。ちなみに通常購入できる観葉植物なら、根の土を落としてガーテニングスペースに植えれば育つそう。魚だけでなく植物の方もいろいろと楽しめそうだ。ただ小さな魚・カージナルテトラの数が減っているような…。気のせいだろうか。
水温は25℃以上をキープ。