『ローカーボヌードル 塩バジル味』糖質制限ダイエッター歓喜確実。糖質50%オフのヘルシーヌードル登場!

ブームを呼んでいる糖質制限ダイエットに適したカップ麺がついに登場! 明星食品の『ローカーボヌードル 塩バジル味』(53gうち麺40g・希望小売価格 税抜180円・2015年11月2日発売)。糖質制限ダイエッターの天敵ともいうべきカップ麺だが、これなら糖質半減だから食べられる!

 

もちろん糖質ゼロではなく50%オフなので、大量に食べてしまうわけにはいかないが、それでも糖質オフでカップ麺を食べられるなんて良い時代になったものである。というのも記者も4〜5年前に糖質制限ダイエットに挑戦したことがあるから。

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そもそも糖質制限ダイエットというのは京都にある高雄病院の江部康二医師が糖尿病治療のために生み出したダイエット方法。2002年から存在するダイエット方法だったが、その特異な手法のせいか、なかなかマスコミなどで取り上げられることが少なく、普及に時間がかかったダイエット方法だ。糖質を控えることで血糖値の上昇を防ぎ、体重を落とすという仕組み。食事制限の方法が特殊で、肉も油も酒も控えないという不思議なもの。

この酒がOKというのが、オヤジ層に強くアピール。中高年男性のダイエットとして熱狂的に受け入れられたのである。ただ我慢しなくてはならないものも確かにあって、砂糖は原則禁止。さらに麺類もダメなのである。

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記者も実践していた2年弱の間、ラーメン類を口にしなかった。たまに日本そばは食べたが、基本的にはラーメンNG。その代わりと言っては何だが、肉類はOK。つまり肉好きな自分は肉を選び、コーラ好きな自分はコカコーラゼロを選んだ。おかげで体重は2か月弱で10kg弱がストンと落ちた。肉食べ放題なのにぐんぐん減る。これには驚いた。

調べてみると、ネット上にはたくさんの低糖質食材があふれていた。あらゆるものを通販で入手したが、継続は難しかった。その理由はずばりコストの問題。それらはやはりそこら辺のスーパーで入手できる食材よりは明らかに高い。肉食も結構だが、肉で満腹になるまで食べるのももちろん高コスト。節約は論外になってしまいがちなのが低糖質ダイエットなのだ。

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ところが近年は普通のスーパーでも豆腐やおからをもとにした低糖質の麺も普通に見かけるようになり、ビールや発泡酒の類も低糖質を売りにしたものが多くなった。そこに来てこの『ローカーボヌードル 塩バジル味』である。敵だったはずのカップ麺、それも1食180円。低糖質ダイエッターなら熱狂すべきものである。

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明星食品はすでに『明星 低糖質麺 はじめ屋』シリーズを展開しているが、さらに新ブランド『明星 低糖質麺 ローカーボNoodles』をスタートさせ、コンソメ味とともにリリースされたのがこの『ローカーボヌードル 塩バジル味』だ。いわゆるカップヌードルテイストのもの。これも我慢していた人が多い味わいだと思う。

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それでは実際に食べてみることにする。
麺はオリジナル開発されたノンフライ麺を使用。かやくは鶏肉そぼろ、タマゴ、赤ピーマン、ネギ。湯入れをするとバジルの香りが際立って、ヘルシーな雰囲気に飲み込まれる。

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チキンやポークの旨みをベースに、バジルやオレガノなどのスパイスを加えた塩バジル味のスープというのは正直想像がつかなかったが、実際にすすってみると薄口だが塩ラーメンベースの味わいでそれなりに美味しい。

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でも低糖質で一番問題になるのはやはり麺。通常は低糖質仕立ての麺はこんにゃくを使用してツルツルしすぎて味わいがないパターンと、大豆などを使用したがゆえに食感がザラザラとして厳しいという2パターンに帰結することが多い。ところが『ローカーボヌードル 塩バジル味』はつるりとした食感を実現しており、ヌードル的なニュアンスの再現度はかなり高い。嬉しいのは、食べ進むうちにほんわりとした味わいだが旨味のある鶏肉そぼろ。飽きやすいところをメリハリを入れてくれるのがありがたい。

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ただ実際の糖質あふれるヌードルと比べてしまうと明らかに物足りない。糖質制限ダイエッターなら嬉しいこの味わいも、ダイエットと関係ない人にとっては耐えにくいものだと思う。それでも糖質の摂りすぎは、あらゆる人間を糖尿病リスクなどに晒すのも事実。

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従って健康に意識が高い人は、数回に一回はこれを食すといいだろう。物足りないかもしれないが、おそらくその心構えが末長くラーメンライフを送ることのできる健康な体を作れるかもしれないのだ。

オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:ローカーボヌードル 塩バジル味

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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