癒し系の付箋『アニマルメモ』は手触りふわふわ! デスクが動物園になる?
香川県三豊市の老舗印刷会社である株式会社マルモ印刷より、愛らしい動物たちをモチーフとした付箋型のメモ帳『アニマルメモ』が発売中。昨年からの販売開始当初、動物の種類は4種(ヒツジ・アライグマ・ウシ・ミミズク)であったが、更に4種(シロクマ・パンダ・ゾウ・ネコ)が仲間に加わって全8種。販売価格648円(税込)である。
マルモ印刷の優れた紙加工技術
“geografia(ジオグラフィア)”という商品をご存知だろうか?
地球をテーマとした、極めて独特な紙製商品なのだが、中でも蓄光印刷が施された「組み立て式の天体ボックス」は、当該シリーズの代表格であると思われ、実にロマンティックで素敵なシリーズだ。
そう、今回取り上げる『アニマルメモ』と同じ、マルモ印刷の自社ブランド商品なのだ。
マルモ印刷は、高度な紙加工の技術におしゃれなエッセンスを加えて、いくつもの紙製品ブランドを立ち上げている。『アニマルメモ』はステーショナリーのブランド「marumono(まるもの)」のうちの1つなのである。
紙を複雑な形に打ち抜くダイカット技術と、毛羽だったユニークな素材を組み合わせ、これまた見た者の所有欲をくすぐる雰囲気に仕上げられている。
センスの良いパッケージング
マルモ印刷の手掛ける商品の印象は、とにかく品が良いということだ。
本品のパッケージにも過剰さは微塵もなく、良い意味で小奇麗に仕上げられており、その温かみが消費者へストレートに伝わるような仕上げとされている。 本品の特徴のひとつが起毛加工だが、パッケージの外側には、その素材感を伝えるための小さなお試しシールが貼付されており、開封せずとも可愛らしい動物たちのふわふわな質感が伝わるように工夫されている。
起毛加工は、表紙~背表紙~裏表紙の3面のみ。
製本された付箋は通常のメモ用紙である。
但し、一般的な付箋にあるような粘着部位がないので、どこかに本品自体を単独で貼り付けることはできない、あくまでもメモある。
表紙と裏表紙には小さなマグネット製のピンがついており、ピタリと閉じられる。
肝心の付箋が汚れたり折れ曲がったりするのを防ぐだけではなく、枚数が減っても、動物たちを自立させることができるようになっている。
実用性も考えられているが、やはり趣味で選ぶ商品!
実用品ではあるが、インテリア感覚でデスク廻りに配置すれば、癒されること請け合いであり、ひとつだけでなく、ついつい動物の数を増やしたくなってしまう。
肝心の付箋型メモは、片側はメモとして使うための罫線が引かれ、かなりの文字数を書き込むことができるようになっており、その反対側は一枚一枚に動物の印刷が施されていて可愛らしい。
オフィス内の不在者へ伝言メモを残す際など、動物が印刷された面を外に向けて置くことで、記されたメッセージが他者には開示されないよう、プライバシー面も考慮しての仕様となっている。
付箋メモの枚数は140枚もあるため、かなり長い期間使えるだろうが、仮にそれらのメモをすべて使い切った後であっても、かわいい動物たちを自立させることができるため、そのままインテリアとしてどこにでも飾ることができる点も良い。
本品は銀座伊東屋、ロフト、東急ハンズ、アフターヌーンティー等の店舗で取り扱いがあるようだが、購入時は事前に店舗へ取扱いの確認を行った方が無難である。
マルモ印刷の公式オンラインショップであれば、確実に購入することができるだろう。
マルモ印刷 公式オンラインショップ
蛇足だが、記者は冒頭で触れたgeografia(ジオグラフィア)のファンであるが、その販売は国内だけに留まらず、欧米を始めとする海外市場でも大きな評価を得ている。マルモ印刷の商品はすべて香川県下の自社工場で生産され、Made in Japanの独創的な紙製商品として、まさに「知る人ぞ知る」というグローバルな知名度を持つ。geografia(ジオグラフィア)公式サイトも是非ご覧頂きたい。
geografia(ジオグラフィア)
デスクにちょこんと置いてあるだけで心が癒される『アニマルメモ』は、ギフトにも適しており、学校の友人や同僚のOLさんなどへ、日頃のちょっとした気持ちを表す気軽な贈り物として、貰い手にも喜んでもらえるであろうし、且つ贈り手の品位も保てる手頃な商品であると感じた。