『堅めスティックカラムーチョ 特製ホットチリ味』焙煎・カットにこだわった大人の辛口本格派!

人系老舗ポテトチップス・メーカーとして定評のある湖池屋が展開するsince 1984の激辛スナックの代名詞「カラムーチョ」から、大人の本格派ファンに向けてスピンアウトしたのが『堅めスティックカラムーチョ 特製ホットチリ味』(75g・オープン価格・2015年7月27日発売)。元々のスティックタイプの基本形「カラムーチョ ホットチリ味」を堅く、深い味わいにアレンジしたバージョンアップタイプ。

 

一応、右上にお馴染みのキャラクター・ヒーばあちゃんはいるけれど、全体的に高級感あふれる配色で従来の「カラムーチョ」と一線を画すパッケージデザインが印象的な『堅めスティックカラムーチョ 特製ホットチリ味』。

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まず大人の舌に応えるために工夫したのはスパイス。何と唐辛子を焙煎したもの、細挽きしたもの、粗挽きしたものを混ぜあわせたというから手が込んでいる。さらにそこに数種のスパイスをブレンドしてじっくり堅めに焼き上げたというのが特徴。実際の味わいはどうなのだろうか。

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封を切って中を覗くと香ってくるのは濃厚なポテトの香り。スパイシーではあるが、むしろじゃがいもの良い匂いが目立つ感じ。見た目は通常の「カラムーチョ」よりも控えめな色合い。

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早速手にとって一口味わってみる。一本だけだと辛くない。3本まとめて食べてみる。おや、辛くない……、と思っていたら後から来た爽快な辛み! 暑さではない汗がフワリと吹き出す激辛感はやっぱりカラムーチョだ。

それでもやはり風味が違う。ジャンクな味わいが特徴なのが本家カラムーチョだけれど、これはメキシコ料理店で提供されるタコス方向の美味しさを感じる。唐辛子の焙煎の加減だろうか、実に良い感じで辛い。まさに大人のスパイシー。

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背後に渦巻く複雑なスパイスの味わいとともに表現しているのは、まさに酸いも甘いも噛み分けた大人もシビれることのできる深い辛さ。堅焼きぶりに関してはむしろ揚げきっていることにより、口内での崩壊ぶりがたやすく、弱ってきた大人の歯にも優しい。

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本家カラムーチョは辛い辛いと大騒ぎしながら勢い良くコーラなどで流し込んでいくイメージだが、この『堅めスティックカラムーチョ 特製ホットチリ味』はじっくりちょっとずつ食べながら、高アルコールとともに頂くのが粋かもしれない。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:堅めスティックカラムーチョ 特製ホットチリ味

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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