部屋で煙を気にせず燻製が作れる! パナソニック『スモーク&ロースター NF-RT1000』業界初のくんせい機能!

燻製を作るための『くんせい容器』

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燻製を作るために実現した技術のもう一点の特徴は、庫内で使う「くんせい容器」にある。この容器には2箇所の通気用孔があり、庫内ファンにより 容器内に空気の流れが発生することで食材にしっかりと煙をまとわせ、尚且つ色ムラを低減することが出来る構造となっている。また、燻製すると同時に通気用孔から容器内の煙やニオイを少しずつ排出。効率的に除煙・脱臭が出来るようになっている。

 

「くんせい」メニューで庫内をコントロール

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「除煙・脱臭」と「くんせい容器」、そこに専用の「くんせい」調理プログラムが加わることで、美味しい燻製作りが可能となっている。ヒーターとファンを効率的に動かして庫内をコントロールするのだ。ファンを稼動させながら、燻製チップを発煙させて効果的に食材に香りをつける。最後はヒーターがOFFになり、ファンのみが稼動して除煙・脱臭。 これにより、調理を終了して扉を開ける時にもモクモクと煙が出てくることがない。

 

『スモーク&ロースター』で作れる燻製の種類は「熱燻」

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燻製にはいぶし方(温度や時間)によって「冷燻」「温燻」「熱燻」といった種類がある。この『スモーク&ロースター』で作れるのは基本的に「熱燻」と言われるもの。 高温で加熱し、短時間で香り付けを行うものである。燻製の風味としては柔らかく、食材がジューシーに色艶良く仕上がるのが特徴だ。また、短時間で作れるので「食べたい!」と思った時に30分程度時間があれば燻製を作ることが出来る。 (※食材やいぶす時間にもよる)

 

NF-RT1000で、実際に燻製を作ってみよう!

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今回は、さくらのスモークチップを使ったベーコンの燻製作りを体験した。まずはくんせい容器にチップを散らす。チップの分量はわずか15g程度。 1回に使うチップの量が少ないのも、手軽で良い。この時の注意点としては、底にある通気用孔をチップで塞がないようにすること。 (チップは付属していないので、ホームセンターなどで購入しよう。)

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くんせい容器内に入れる付属の網をアルミホイルで包み、その上に食材を置く。溶けやすい食材の場合はアルミホイルで網を包んでおくと良いのだそうだ。今回はベーコンの油分をチップに落とさないために包んでいる。そして、さらにくんせい容器をアルミホイルで包みしっかりとフタをする。 こういったところにアルミホイルが使えるのも手軽な要因のひとつ。アルミホイルならほとんどの家庭にあり、また扱いやすい。 しっかりと密閉も出来るためここも短時間で作れるポイントとなっている。

調理時間は18分。(食材により調理時間は変わる。) スタートボタンを押し、しばらくするとファンが回る。ファンの音はするが、響くような音ではないのでうるさくはない。しばらくすると、良い香りが漂ってきた。燻製を部屋の中で作っているのに、煙たいということがない。 もちろん、煙で部屋がモクモクとなってしまうこともない。良い香りだけが漂い、何とも食欲をそそる!