『世界一のバリスタ監修 振って泡立つPREMIUM』泡立ちは若干弱いがミルクバランスが絶妙で美味さが際立つ!

ールドバリスタチャンピオンシップ 2013年チャンピオンのピート・リカータを起用した「世界一のバリスタ」シリーズ。サントリーのボスと日本コカ・コーラのジョージア、2強の缶コーヒー・シーンに波紋を投げかけているのが、ダイドードリンコのエスプレッソ系商品『世界一のバリスタ監修 振って泡立つPREMIUM』(170g・希望小売価格 税抜130円・発売中)だ。

 

微糖缶コーヒーの中で、「世界一のバリスタ」シリーズはとても美味しい部類に入ると思う。豆の味がしっかりとしてコクがあり、缶コーヒーの金字塔「ジョージア エメラルドマウンテン」に匹敵する味わい。そこに登場したエスプレッソ・バージョンは期待値は高い。

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同じ位置づけとしては、ジョージアの猿田彦珈琲監修の「ヨーロピアン」シリーズで、特筆すべきは特許出願中の製法による泡立ちを缶コーヒーで実現した所。フタを開ける前に10回振ると泡立つという。

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指示通り10回振ってみた。缶の内部ではそれなりの泡立ちはしているのだが、グラスに注いでしまうとほとんど泡立ちは消えてしまう。

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試しに20回ほど振ってみたらちょっと泡だった。これだけ強力に「振って泡立つ」と書かれていたので期待してしまったが、あくまでこれはオマケや気持ちの範囲内のようだ。

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実際の味わいは高級豆を中心とした5ヵ国豆のブレンドを100%エスプレッソ抽出したということから、かなり本格派のエスプレッソ風味。ただイタリア料理店や専門店で出てくる苦味が強烈なタイプではなく、あくまで缶コーヒーの中のエスプレッソ風味。なので豆の味わいとコクがしっかりと感じられて本来のコーヒーの美味しさを感じることができる。

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そして振った後の瞬間的なものではあるが、ほんの少し泡立ちコーヒー気分を味わえるというギミック。何はともあれなめらかなコーヒーにミルクと甘みの絶妙なバランスが良いので、小さな缶はほとんど一気飲みで消えてなくなる。ちなみに記者はこの口が広いタイプのボトルの大ファン。コーヒーの香りをたっぷり楽しむことができる缶としてベストの形状だと思う。

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のどの渇きはそれほどでもないが、道端で一瞬でリフレッシュしたい時に、自販機でこれを購入するのは吉。あっと言う間にカフェイン補給ができて、甘みとともに疲れもスキッと解消するはずだ。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:世界一のバリスタ監修 振って泡立つPREMIUM

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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