『ウェルチ クラッシュブラッドオレンジ』押しつぶしたほろ苦く濃い果実味と強力ドライな炭酸で大人ムード満点

ルピスが擁するジュースの世界的有名ブランド「ウェルチ(Welch’s)」。昨年登場した弾ける果汁感が魅力のクラッシュシリーズから新たに『ウェルチ クラッシュブラッドオレンジ』(450ml・希望小売価格 税抜140円・2015年6月1日発売)が新発売。爽やかな炭酸が突き抜けるスパークリングタイプの清涼飲料だ。

「ウェルチ」の誕生は1869年。以来世紀をまたいで140年も愛され続けているのがすごい。日本でも売上げ好調を実現している中、大人向けのイメージが強いブラッドオレンジを使用して炭酸を強めに利かした『ウェルチ クラッシュブラッドオレンジ』が生まれた。

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そうした赤みの強いブラッドオレンジを10%使用した『ウェルチ クラッシュブラッドオレンジ』だが、果実をただ絞るだけでなく押しつぶしているのが今回の特徴。そのために本来のコクのある甘みにプラスしてほろ苦さが合わさっている。

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余談だが血のオレンジとか名づけてしまうのはつくづくアメリカ的ネーミング。日本で「血みかん」とか絶対にイメージが悪くて付けないだろう。

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さて、スクリューキャップを開けると漂ってくるのは高級で大人びた柑橘系の香り。何となくこの時点でかっこいいと感じてしまった。ただグラスに注ぐと血の色ではなくほんのりとしたピンクとオレンジの中間の色味。これまたオシャレだ。

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グラスに注ぐとジュワッと一瞬だけ泡だって、サッと消えるのもクール。グビリと一口飲むと、思ったよりしっかりとした甘みを感じることが出来る。粒の粗いひたすらドライな炭酸とフルーティーな甘味、すっきりした酸味はそれほど酸っぱくないところがうれしい。やはり充填後に熱をかけない無菌充填方式を新たに採用したというのも大きいのだろう。

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濃い果実感の味わいに、パッケージも濃いオレンジボトルで存在感満点。飲んでから今一度確認してしまったが、お酒ではない、念のため。そのくらい大人の味わいなのだ。

酒飲みの人ならウォッカやジンなどのスピリッツと合わせて、カクテルにして楽しみたくなること確実。近年流行の20歳未満が購入できない本格ノンアルコール飲料に近い味わいだが、これはれっきとしたソフトドリンクなので未成年購入も可能。

 

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濃いめの果実感あふれるオレンジジュースを刺激が強い炭酸とともに豪快に味わいたい時や、アルコールが飲めない時の食前酒代わりにオススメだ。

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:ウェルチ クラッシュブラッドオレンジ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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