『アサヒカクテルパートナー 特濃はちみつレモネード』濃厚レモンの味わいにアルコール7%、甘味も強い!

来は低めのアルコール飲料ブランドとして20年近く販売されてきたアサヒ「カクテルパートナー」。ここに来てぐんと濃厚味と高アルコールにハンドルを切った『アサヒカクテルパートナー特濃はちみつレモネード』(350ml・希望小売価格 税抜160円・2015年5月12日発売※コンビニ限定)が登場して驚いている。度数7%。これは一体どういうことなのか。

 

今回の「特濃」の元になっていると推測されるのが、昨年発売されて好評だったソフトドリンク「アサヒのレモネード特濃SPARKLING」。レモンの皮ごとすり潰したような濃厚な味わいで実に美味い炭酸飲料だった。おためし新商品ナビでも取材し、高評価を下している。

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その「特濃」の看板を、今度は高アルコールの炭酸カクテルに持ってきた。あの濃い果実味の味わいは、引き継がれているのか、いないのか。

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グラスに注ぐとレモンの絞り汁のように白濁した液体が、炭酸で瞬間的に泡立つ。香り立つのは爽やかさ満点のレモン。2種のレモンが入っているのだが、一つは果皮オイルを含んだ丸ごとすり潰した果汁で、もう一つは繊維を残したあらごし製法で作られた果汁だとか。そうしたレモン果汁11%の濃さは確かに感じられる香り。ただそこには酒の芳香もしっかりと入っている。

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グビリと一口。意外と甘い。「アサヒのレモネード特濃SPARKLING」よりも甘い。そしてアルコールの苦味がビリっと来て、爽やかなレモンの酸味が突き抜ける感じ。甘いタイプのお酒が好きな人には美味しいだろう。正直記者は少々甘すぎる気がした。いわゆる「はちみつレモン」の味の、はちみつを多めに入れ込んだ味わいである。

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デザートワインのようなスイートさ。女子が喜ぶタイプの風味だと思ったが、それにしてはアルコール度数は7%と高め。男性に対するアピールを高めたいというのがメーカーの思惑らしいが、この甘さがウケるのは甘党男子に限定されるのではないか。

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甘みが強く果実味も濃厚なので、つまみに合わせるというよりスタンドアローンで飲むタイプのカクテルだと感じた。

 

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オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:アサヒカクテルパートナー特濃はちみつレモネード

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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