『噛むブレスケア パインアメ味』懐かしの昭和代表キャンディー「パインアメ」と較べてみた!

つもアイデアたっぷりの商品で楽しませてくれる小林製薬から、昭和を代表するキャンディー「パインアメ」(パイン株式会社)とコラボした『噛むブレスケア パインアメ味/パインアメ』(25粒・希望小売価格 税抜360円・2015年6月10日発売)が発売になった。

 

“お口の中からお腹まで息をリフレッシュしたい”という機能性を再優先、実際に胃の中からの消臭効果を感じられるが、味がどうというイメージはあまり無いのが『噛むブレスケア』シリーズ。別にまずくはないけれど、あまり意識したことがないというのが大方の意見ではないだろうか。

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そんな中で登場したのが、この昭和を代表する甘酸っぱさと黄色く小さいカット・パイナップルを模したお菓子「パインアメ」とのコラボ商品。そもそもは昭和26年、戦後のパイナップルの缶詰が高級品だった時代にパイン缶の味を手軽に味わってもらいたいというコンセプトで誕生した「パインアメ」。パイン缶ならではの甘みの強さがレトロで美味しいキャンディー、その味わいを楽しみつつ息もキレイになるとしたら、そんな素晴らしい話はない。

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さっそく食べてみる。
見た目の黄色は本家「パインアメ」より若干濃い黄色。わずかにほんのり甘酸っぱいパイン風味が漂う。噛んでみる。『噛むブレスケア』特有の猛烈なミントとパセリオイルの味が飛び出してきた。甘酸っぱさはあるのだが、やはりミントは強烈だしパセリは苦い……。

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もちろん機能が一番の『噛むブレスケア』なので仕方ないが、「パインアメ」の味を色濃く残すまではいかなかったようである。それでも黄色の粒に緑のキャップの容器とあいまって、確かに「パインアメ」気分は味わえるのだから良しとしよう。

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念のため本家「パインアメ」も味わい直してみた。甘さ控えめになった今のパイナップルの缶詰というよりは、昔の甘みの強いパイン缶の味を再現した甘酸っぱいキャンディー。発売から60年以上経っているというのに、普通に美味しい。レトロなパッケージともども、このままいつまでも変わらずに続いてほしいと思う一品だった。

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小林製薬にはこのように『噛むブレスケア』方面でもぜひいろいろな冒険を続けていってほしいものである。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:噛むブレスケア パインアメ味/パインアメ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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