『キリンチューハイ ビターズ エクストラビター』ドライなキレ味が限界まで高まった大人のための缶チューハイ!

ともとは強面俳優だが最近はコミカルな露出が多い遠藤憲一の「キャンディークラッシュ」や”ピザブラック”とともにCM代表作となるのが「チューハイ事業部の陰謀」。その陰謀商品の中でも極めつけにドライなのがこのキリン『キリンチューハイ ビターズ エクストラビター』(350ml/500ml・オープン価格・2015年5月19日発売)だ。


この「ビターズ」の特徴は、苦味と甘味の混在。とかくフルーティーさを前面に出して苦味を抑えるのが缶チューハイの王道だけれど、このシリーズはビールの苦味成分であるホップを取り入れて爽やかな苦味を出している。

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ただそれだけで済ますわけではなくて、そこにスパイスのタラゴン、ハーブのカモミールにレモンピール(果皮)まで追加して、チューハイなどに使われる安価なアルコール特有の人工的な香り・刺激を低減させているのがポイント。キリンは3年かけてこの製法を編み出し、特許出願中なんだとか。

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さて、それでは「ビターズ」シリーズ最強の苦味を持つはずの『キリンチューハイ ビターズ エクストラビター』を味わってみよう。アルコール度数はシリーズ・スタンダードの8%。缶チューハイとしては高濃度である。

プルタブを開けると甘いカモミールと爽やかなレモンの香りとともにスパイシーな香りが立ち上る。グラスに注ぐと水色はクリア。逃げ足の早い荒い粒立ちの炭酸がドライなムードをプンプンさせる。

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さて問題の味は、うーん、ドライ! ウォッカベースということがよくわかるキレ抜群の味わい。喉越しも刺激的で、ビリビリ来る炭酸が気持ちいい。かなり覚悟していたがエクストラビターっていうほど強烈に苦いわけではないところが意外。むしろドライな切れ味の方が印象的だった。

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ザックリした飲み心地のこの味わいは、恐らく大方の揚げ物を撃退できるほどのドライさ加減。しかも糖類ゼロ。しつっこい油まみれの料理も、これならガンガンいけるはず! ただ8%とアルコール濃度は高いので調子に乗ってグイグイ開けるとクラっとすることも確か。節度を持って挑みたい!

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ちなみに遠藤憲一は、お茶の間での知名度も高まった現在もカルト的な映像作品への出演を精力的に続けている。2015年10月公開予定、主演を務める映画は「木屋町DARUMA」だそう。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:キリンチューハイ ビターズ エクストラビター

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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