NEXの後継『ペプシストロング ゼロ』強炭酸と強カフェインのWパンチでゼロ・コーラ界に革命を起こせるか!?

『ペプシストロング ゼロ』肝心の味は?

さて肝心の味だが、レモン風味は若干抑えめではあるが、やはりネックス系統の味わいだ。炭酸は確かに強く、そのぶん爽やかさが前面に出ているが、特有の強い甘みが舌に残る。これは「コカ・コーラライフ」でも感じたことのあるステビアの味だ。

「コカ・コーラゼロ」の甘味料はアスパルテームが主でステビアは含有していないので、そこが大きな違いとなる。同じくゼロコーラである「ペプシスペシャル」がステビア不使用ですっきりした味わいを実現しているというのに、なぜここでステビア? 確かに自然由来の甘味料で安全性は高いかもしれないが、この癖のある味わいを持ってきたのは何故なのか。

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従って「コカ・コーラゼロ」を押しのけて、この『ペプシストロング ゼロ』を選ぶ理由は3つに絞られる。昔ながらの輪切りのレモンが浮いたコーラが好きな人と、健康意識が高くステビア使用が素敵と感じる人、刺激は欲しいが太りたくない人の3種類。

記者としては「ペプシネックス」よりコーラらしい味わいになった点は評価するが、やはりレモンコーラの域は出ない気がした。ゼロカロリーであることと強炭酸の刺激もうれしいが、カフェイン増量は「レッドブル」方向への色気なのかもしれないが、お茶・コーヒーなどでも摂取してしまうもので、過剰摂取のもとになるので必ずしも利点とはいえないと感じた。ただし好みによるところが大きい、それがコーラの味なので、コーラファンなら必ず一度は自分の舌で試してみるべきである!

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ちなみにこの「ストロング」ブランドは有糖コーラでも展開する模様。6月16日より自動販売機で先行発売し、7月14日に全国発売となる。コーラにゼロを求めない人はこちらも要チェックだ。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:ペプシストロング ゼロ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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