感情の起伏を感じる!?可愛いロボット掃除機『ルーロ』隅まで掃除が行き届く不思議な“ルーローの三角形”が特長

肝心の部屋の隅だが、フローリングの床なら、全く問題なく隅々までホコリを吸い取っている。

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実は記者が一番驚いたのは、『ルーロ』がじゅうたんの掃除に強いことだった。

駆動する2つの車輪が、非常に深いストロークで上下動するため、フローリングにじゅうたんが敷いてあっても、その段差を難なく超えて掃除してくれる。

記者は、ふだん、じゅうたんのホコリは掃除機ではなかなか吸い取れないので、テープを使った、いわゆるコロコロを使用している。しかし、『ルーロ』は、そんなじゅうたんを、驚くほど綺麗に掃除してくれたのである。

『ルーロ』が通った後のじゅうたんは、じゅうたんの毛が起き上がって毛羽立っているほど強く吸われていることがわかる。部屋の半分をじゅうたん敷きにしている書斎の掃除を、『ルーロ』は、勝手に完璧に仕上げてくれたのである。

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どうしても通れない場所や、掃除を割愛したいときは、リモコンで移動でき、また充電が少なくなると、自分で充電台に戻って充電を開始する。

これは毎日使えば、かなり愛着の湧くロボット掃除機になりそうである。

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この『ルーロ』で、記者が唯一気になったのが、ゴミ受けのサイズが小さいこと。

ゴミ受け自体の構造は、取り外しがしやすく、ゴミも捨てやすいので問題ないのだが、いかんせんサイズが小さすぎる。これだと、掃除のたびにゴミ捨てをしなければならないほどである。

『ルーロ』は、ネットで調べてみると、どうも好き嫌いの評価が分かれていて、例えば、amazonのレビューでも、完全に評価が真っ二つに分かれている。が、記者の率直な感想は、「とても良い商品で、高性能な掃除機」だというところである。

確かにゴミ受けは小さいし、価格が少々高いことは気になるが、しかし記者はこの商品を「とても欲しい」と感じた。それはきっと使い勝手が良く、掃除機の基本である綺麗にする力が強いからだと思う。

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Panasonicのロボット掃除機『ルーロ』は、 実勢価格8万5000円前後。色はホワイトとブラックの2色である。

『ルーロ』のこの形状と実力を、消費者はどう評価するのか。記者はとても気になるのである。

オススメ度:(良い商品です)

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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