『純豆腐 スンドゥブチゲスープ』はアサリ出汁が利いた赤辛豆腐スープで旨味たっぷり! もっと食べたい…

豆腐という文字を見て「スンドゥブ!」とサッと読めるのは恐らくヘルス・コンシャスな女性が中心だろう。日清『純豆腐 スンドゥブチゲスープ』(17g・希望小売価格 税抜170円・発売中)は、豆腐を具材としたまさにダイエッター御用達の一品だ。

 

湯を注ぐだけでいつでも純豆腐が食べられるカップ、今回はリニューアル発売。冬季の間、沖縄料理でよく使われる体ぽかぽか成分のヒハツを入れていたが、夏を前にして、その成分を抜いて元のレシピに戻ったそう。

スンドゥブ・チゲは主にアサリなどの貝類をベースに唐辛子、コチュジャンなどの韓国料理風に赤く仕上げたスープに日本でいうところのおぼろ豆腐を入れて出来上がる鍋料理。ただ韓国料理であるけれど、流行するきっかけとなったのは1990年代の米国ロサンゼルスのコリアン・タウンでヘルシーメニューとして広まったこと。

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日本でもチェーン店の「東京純豆腐」が各地に数多く出店しているのでそれで知っている人も多いかもしれない。記者も一番初めに食べたのは「東京純豆腐」である。一見単なるキムチスープに見えるが、酸味は少なくアサリのダシが利いていて美味しい印象だった。

この『純豆腐 スンドゥブチゲスープ』もアサリ中心のややこしい旨味がたっぷり。辛さも程よく、万人向けの美味しさを実現している。具材はヘルシー食材の王様、豆腐。作り方は簡単で乾燥豆腐と、味付肉そぼろ・ごま・ネギのかやく3点の入った粉末スープをカップにあけて熱湯を注いで30秒待つだけ。

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軽くかき混ぜると韓国チゲ鍋の辛い香り。赤いスープに見え隠れする崩れた白い豆腐。一口すすってみるとアサリの旨味が口一杯に広がって美味い。崩れた豆腐は結構下の方に沈んでいるので、下からすくい上げるように食べる。なので理想は箸よりもスプーンが食べやすい。

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この1食で71kcalなので、これだけで済ませたら大いにダイエット。でも所詮はスープ。これだけだと満腹には程遠い。豆腐もおぼろな分非常にさっぱり。さらには韓国料理独特の旨辛味が、ご飯を欲してしまう。結局のところ食べ終わった後にもっと腹が減ってしまった。いわゆる呼び水である。

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ダイエット云々は置いておいて、素直に美味しいサイドメニューのスープとして味わうのが一番だと思った。小食な女性なら、これ一杯でギリギリ満足できるかも。

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オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:純豆腐 スンドゥブチゲスープ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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