『ポテトチップス 濃いめ のり塩』は、コイケヤのオリジナル「のり塩」への愛を再確認させる味わい!?

朽の名作「コイケヤ ポテトチップス のり塩」。それをアレンジして、濃い味が大好きなコンビニ・チルドレン向けにバージョンアップした『ポテトチップス 濃いめ のり塩』(70g・オープン価格・2015年4月13日発売)を紹介しよう。

 

ポテトチップス・メーカーの名門として、カルビーに比肩するブランド力を持つ湖池屋(コイケヤ)。彼らの魅力ある製品群の中でもポテトチップス界ナンバー・ワンの呼び声も高いのが「コイケヤ ポテトチップス のり塩」だ。香ばしい海苔の香りと絶妙なアブラ感、そしてじゃがいもの風味のハーモニーにはポテトチップス・ファンなら一度は心奪われた経験があるはずだ。

 

『ポテトチップス 濃いめ のり塩』の特徴は文字通り濃い味付け。オリジナル「のり塩」を食べていると、時折出てくるのが小さくて味の濃い破片。ただのカケラといってしまえばそれまでだが、海苔にまみれたその濃いめの味には、お得感のようなものが確かにあった。

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あのレアで、ラッキーな味を、一袋まるごと。今回の『ポテトチップス 濃いめ のり塩』が実現しているのはまさにそれ。全編濃い味となってしまった夢のポテチ。さっそく一枚取り出してみよう。見るからに海苔の量が増えているのは目視でわかる。香りもまた海苔風味がぐんと強調されている。

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口の中に入れてみると確かに強力に「海苔!」と叫んでいるような風味が広がる。確かに濃厚。絶妙な塩加減はそのままに、海苔を大胆にフィーチャリングしている味わい。もちろん美味しいと感じる。旨味もアップしている気がする。コイケヤ独特の油の風味もやっぱり好きだ。

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ただあえて言うなら、侘び寂びがない。美味しいのだけれど、ずっと続けて食べているとその濃い味に麻痺してきてしまう。そしてまた『濃いめ』の中のレアケース、さらに濃い味のかけらを喜んでしまう自分が居るのだった……。これはもうイタチごっこ。キリがない。

 

また一方で、あの懐かしのオリジナル「のり塩」の美味しさを思い出して、非常に食べたくなった。この『ポテトチップス 濃いめ のり塩』を味わうことによって、オリジナル「のり塩」の凄みを再発見したのだ。

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これはコイケヤの作戦だろうか? コンビニ限定であり、期間限定でもあるというところから、ここで描かれている動線は、原点の「のり塩」へ回帰させるための筋書きなのだろうか。だとしたら正解だ。今記者は猛烈に絶妙な味の濃さのオリジナル「のり塩」が食べたくてたまらない。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:ポテトチップス 濃いめ のり塩

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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