ペンチでひっぱたいても割れない!『グリーングラス』 メガネの聖地・福井で生まれた「目を守る!」新ブランド

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カタログには、国際規格で行われるテストの例が紹介されているが、それを見ると、例えば、「500gの先鋭な発射体を130cmの高さから落として砕け散らない」とか、「直径6.35mmの鋼球を時速164kmでぶつけても飛び散らない」といったテストに合格しているほか、レンズのゆがみのテストや、耐熱・防曇テストなど、厳しい基準がズラリと並んでいる。

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『グリーングラス』の特長は、そんな耐衝撃性の強さだけではない。使ってみて実感するのは、全機種に曇り止めレンズを採用していることの使い勝手の良さである。

サングラスは、何かの作業やスポーツなどで汗をかいたりすると、レンズが曇ってしまって使えなくなるのが不便なのだが、この『グリーングラス』は、その心配は無用だ。

最近では、日常的にマスクを装着している人も少なくないが、この『グリーングラス』なら、花粉症でマスクをしながら使っても、曇らないので本当に使えるのである。

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『グリーングラス』には、スポーツモデルやタウンユースモデル、さらにオールマイティモデルなど、6種類のラインナップが揃っているが、いずれもウォーターボトルのようなケースに入っている。

このケース、入れてみるとわかるのだが、無造作にメガネを放り込んでも、レンズが内壁に触れず、つまりレンズに傷を付けることなく運ぶことができるのである。しかも、軽く、ホコリを寄せ付けず、なかなか良く出来てる。

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また、ポリカーボネートとラバー、ナイロンでできている本体は非常に軽く、メガネをかけているという違和感が非常に小さい。さらに日本人の顔型にフィットするように、ノーズパッドやラバー製のパーツを採用し、機種によってはレンズの傾斜角を調整できたり、テンプルをゴムバンドに交換できて、激しい動きに対応できたりと、装着感が非常によい。

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個人的な話で恐縮だが、記者は酷いドライアイで、目が風やホコリに弱く、さらに瞳の色が薄いために日光が非常にまぶしく感じるので、普段からできるだけサングラスを着用するようにしているのだが、メガネに慣れていない記者が、常時サングラスを掛けるのは、とてもじゃまに感じられて難しい。

でも、この『グリーングラス』であれば、あまり違和感なく、日常使いができるのではないかと思っている。事実、1週間使用してみて、使うほどに良さを実感している。カラーレンズのラインナップだと、UVを99%カットしてくれ、目にホコリが入ることも少なくなり、目の疲れが軽減したのである。

catch

さて、この『グリーングラス』、価格が安いこともうれしい。参考価格が税別2750円。税込でも3000円を切るのである。この価格なら、使用目的に応じて、複数のグラスを使い分けることもできるだろう。

ファッション性も大事だが、なによりまず「目を守る」ということを第一に考えサングラスを選びたい人なら、この『グリーングラス』、かなりオススメだと記者は思う。

ラインナップは、メーカーのホームページから カタログのPDFファイルをダウンロードできるので、興味ある方は、それをチェックしてながら、ご検討いただきたい。

オススメ度:(絶対におすすめ)

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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