ロッテのロングセラーのお菓子がコラボして生まれた冬季限定『ガーナトッポ』。後引く甘さで、食べ応え十分!
株式会社ロッテ(東京・西新宿)のロングセラー商品同士が合体した冬季限定商品。1964年2月に発売されたガーナチョコレートと、1994年4月に発売されたトッポが合体した『ガーナトッポ』である。それぞれ商品歴50年以上、20年以上を誇るロッテを代表する製品である。
トッポは言わずと知れた、サクサクのプレッツェルのパイプの中にチョコが詰められているいわゆる「中チョコ菓子」。そこに滑らかな口どけと濃厚な甘みで人気のガーナチョコレートを流し込んだ。
どうして今までこの組み合わせに気付かなかったのかと思えるほど、まさに「コロンブスの卵」のような発想だが、これが絶妙なコンビネーションであることは食べてみるとすぐわかる。
トッポもガーナチョコレートもそれぞれ「単品」では何度も食べたことがあるが、トッポのプレッツェルとミルク風味のチョコレートが組み合わさると、チョコの味がしっかり口の中にひろがりつつ、サクサクした食感も維持され、コラボした味をしっかり楽しめる。
中味は7本ずつ、2袋入っていて、小分けにして食べるにはちょうどよい分量である。普通のトッポと比較すると2センチほど長く、鉛筆よりちょっと短いぐらい。チョコがしっかり詰まっていて、通常のトッポよりも太い。
ガーナの後引く甘さで、チョコがしっかりとおなかにたまる感じがする。女子学生から20代の女性を主なターゲットに想定しているようだが、男性記者が食べても十分満足できるほど食べ応えがある。
中学生の娘や妻に食べてもらって感想を聞いてみた。
「きちんとチョコレートを食べたという感じがする」
「サクサク感とチョコの味が良いバランスで混じり合って、名前を聞かなければ全く新しいお菓子を食べた感じがする」
といった反応だった。確かに味に重厚感があって、「食べた感」がある。
本日はバレンタインデーだが、ロッテのホームページでは、自社製品にひと手間加えてオリジナルのスイーツを作る方法や、ガーナチョコレートを使って様々なデザートを作る方法などが紹介されている。手軽なおつまみから、本格的なケーキまで実に様々レシピが紹介されていて、料理をしない記者にも興味深かった。
『ガーナトッポ』はオープン価格だが、税別220円前後で売られている。女性にはちょっとカロリーが高いかなという感じもするるが、値段の割に満足度は高い。甘いもの好きの「大人男子」にもおすすめである。