RSS2.01杯28円というコスパ最強コーヒーの実力を検証した！ ブルックス『10gコーヒーお味見セット』
コンビニで100円出せば挽きたてコーヒーが飲める時代。だがそれ以上にコスパ（コストパフォーマンス）に優れたコーヒーがあると聞いて検証してみた。株式会社ブルックスの『ドリップバッグコーヒーセット』である。
そもそもドリップバッグコーヒーって？
コーヒーにこだわる人が、最終的に辿り着くケースも多い「ドリップバッグ」。味を追求すればミル挽きマシンかもしれないが、マシンは掃除に手間がかかるし、豆の管理にも気を使う。もちろんコストも高い。その点ドリップバッグはお湯さえあれば飲めるし、1杯分づつ密封されていることで酸化を防いでいる。“挽きたて”に勝るメリットもあるのだ。
ドリップバッグは、特にオフィスで重宝される傾向にある。インスタント感覚で淹れられて、味はインスタントとは段違いだからだ。100円のコンビニコーヒーも美味しいが、外に出掛けて並ぶのも煩わしい。デスクの引き出しに常備できるドリップバッグは、OL・サラリーマンの強い味方だ。
1杯あたり、わずか28円！
ドリップバッグコーヒーに強いこだわりを見せているメーカーが、株式会社ブルックスである。販路を通販に絞ることでコスト削減し、本当に美味くて、安いドリップバッグコーヒーを実現したという。たとえばお味見セットであれば1杯あたり28円という驚異の価格！ 一般的なドリップバッグがスーパー店頭で1杯50～80円なのと比較しても確かに安い。そうなると、気になるのはやはり味である。このあたりをきちんと検証したい。
ブルックスコーヒーの購入は通販のみ
前述の通り、ブルックスのコーヒーは通信販売を基本としている。『お味見セット』であれば、送料は初回無料。2回目以降も3,000円以上で無料となる。今回注文したのは、6つの味が合計64杯分も入った『お味見セット』1,800円、もちろん送料無料である。
注文から2日後には、専用箱で届いた。
開封すると、味ごとに小袋に分けられている。
64杯分ということで、いざ手にすると、かなりの量。
並べれば壮観である！
「モカブレンド」と「ヨーロピアンブレンド」を淹れてみた！
早速コーヒーを淹れてみよう。
小袋を破った瞬間、あたりにコーヒーの香りが漂い、期待が膨らむ！
淹れ方は簡単。
ドリップバッグの片側を切り取り線に沿ってちぎり、
カップのフチに掛ける。
少量の熱湯を注いで20秒ほど蒸らし、あとは数回に分けて湯を足せば完成だ。
さて、一口飲んでみて。
率直に「美味い」と感じた！
雑味が少なく、後味が非常にスッキリした印象である。
「モカブレンド」は、非常にクセが少なくやわらか。苦味もなく、爽やかな酸味がある。女性やコーヒーがそれほど得意でない人に、間違いなくおすすめできると感じた。
一方で「ヨーロピアンブレンド」は深い苦味があり、同時にコクを感じる。コーヒーに慣れた人ならばこちらの方が合うはず。
飲み比べできるのが楽しい！
64袋も入っているから、飲み比べできるのが楽しい。考えてみれば違う銘柄のコーヒー2種類を同時に淹れることなど、あまりない。記者が一番美味しいと感じたのは「ロイヤルブレンド」だ。
これが最も、バランスが良いと感じた。記者の苦手な酸味は控えめで、香りが高い！
「ブラジル」はこれぞコーヒーという豊かな味わいで“キレ”がよく、後味がスッと消える印象。コーヒー本来の風味が強すぎて、記者は苦手に感じたのだが、ミルクで割るとちょうどよく、芳醇さが際立った。
こうして飲み比べすることで自分の好みが明確になるのもまた面白い。次回からは気に入った銘柄だけを注文すれば良いというわけだ。銘柄にもよるが1杯あたりの価格は30円前後、「モカブレンド」であれば1杯あたり19円という驚異的なコストパフォーマンスだ！
結論、コスパで考えれば最強クラス！
検証してみての感想だが、想像以上に美味しいコーヒーだと感じた。専門店並みの味で、お湯さえあれば淹れられる手軽さは大きな魅力。それでインスタントコーヒーとは別格の美味しさである。日常的にコーヒーを飲む人には間違いなくおすすめできる。特にオフィスで飲む人にはピッタリだろう。
これだけ手軽に淹れられて、この美味しさであれば、一度飲んでみて損はないと思う。ひょっとしたら他所で飲むのがバカらしくなるほど、コスパに優れたコーヒーだと感じた。
お味見セットは1,800円（税別）で送料無料。公式サイトからのみ、購入可能だ。
(絶対におすすめ)
