パナソニック最新型コーヒーメーカー『NC-A56』発売!挽く、ドリップ、洗浄まで全自動でコーヒーが美味しい!

挽き方を組み合わせる

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今回のモデルチェンジで、『NC-A56』は新たにメッシュフィルター(粗挽き・中細挽き)の付け替えにより、豆の挽き分けも出来るようになった。
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マイコン制御によるマイルド/リッチの「淹れ分け」に加え、メッシュフィルターを付け変えを組み合わせることで4種類のコーヒーが楽しめるようになっている。
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メッシュフィルターの取り付け位置は豆容器の下側。

 

挽き立てのコーヒーを淹れてみよう

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それではコーヒーを淹れてみよう。まずは計量スプーンを使い、コーヒー豆を豆容器に入れる。出来上がりのカップ数は1カップ~5カップ分まで。それに応じて豆の量を調節する。水容器の目盛りに合わせて水を入れて、本体にセット。電源プラグを差しこみ、コースを選んでスタートさせる。
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豆ボタンを押すと、ミルが稼動しコーヒー豆を挽く。挽き始めはかなり大きな音がしてびっくりした。

 

一戸建てや防音対策のあるマンションなら問題ないが、アパートや団地などでは音が響くレベルだと思う。壁に触れるように設置した場合は間違いなく響くので、使用する際は時間帯などに気をつけた方が良いだろう。

 

しかし、大きな音が続くのは数十秒間。豆が挽き終わると音はしなくなり、湯を沸かすゴボゴボとした音に変わる。なにより、豆を挽き始めるとすぐにコーヒーの香りが部屋中に拡がって、幸せな気分が満ちてくる!

 

 

抽出時間は、分量により異なるが3カップ分で約8.5分が目安。「マイルドコース」を選ぶと、約1分短くなる。もちろん豆は使わずに、粉だけでも抽出することが出来る。あらかじめバスケット内に粉を入れて、粉ボタンでスタートするだけ。
抽出が終わると、ピーピーという音とともにお知らせしてくれる。

 

お味はもちろん◎。 挽きたて淹れたて、水も浄水されているコーヒーが美味しくないわけがない!

 

使用後のお手入れも簡単

メッシュフィルターやミネラルフィルターのついたガラス容器のフタは、洗剤・漂白剤などを使わずに水で洗うだけで良い。コーヒーの器具というのは、過度に洗剤を使わずに、コーヒーの香りと油分を残すことで、金属臭などを抑えることができ、より香り高いコーヒーを淹れることが出来るからだ。特に汚れがひどい場合などを除けば、普段はサッと洗うだけで十分。
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ミル部分は内蔵の為取り外しが出来ないが、ここの洗浄もしてくれるので使い終わった後は綺麗になっている。水滴を拭いてあげるだけで良い。
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バスケットには「滴漏れ防止弁」がついており、ドリップしたコーヒーがポタポタと垂れてくることはない。
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しかし、ガラス容器に入ったコーヒーをカップに注ぎいれると少し滴が垂れてしまった。ある程度は仕方のないことだが、このままにしておくと保温板に戻した時に、板まで到達して蒸発したりするので、ガラス容器には滴がつかないように注意した方が良い。

 

全自動だから使いやすい!

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コーヒー好きの記者は、全自動コーヒーメーカー『NC-A56』に大満足! 挽きたての美味しさは格別である。また使い勝手も良い。豆、水をセットしてボタンを押せば全自動で挽きたてのコーヒーが出来上がる。豆を挽くと、コーヒーアロマが部屋中に充満してまるでカフェにいるような気分。そして、浄水した水で淹れる挽きたてのコーヒーは、他とは比べ物にならないほど美味しい。コーヒー家電として、必要なポイントはきちんと押さえていると思う。4パターンの淹れ方は、同じ豆を使っても確かに味わいが違った。

 

ただしハンドドリップにこだわりのある人は、やはりそちらの方が良いだろう。マシンのドリップ抽出速度は一定なので、豆の種類に合わせて蒸らしや抽出速度を変えるといったようなことまではできない。

 

コーヒーというのは、豆を挽いた瞬間から酸化が始まる。挽いた状態で販売されているのもあるが、やはり豆の状態で保存した方がベスト。ちなみにおためし新商品ナビでは以前に、豆の酸化を防ぐ保存容器『COLOPOT』(コロポット)もご紹介しているので、そちらもぜひ参照頂きたい。

 

 

 

 

忙しい朝や、ちょっと休憩したい午後に。全自動のコーヒーメーカーは、あなたのコーヒーライフを豊かにしてくれるだろう。

価格はオープンで、実売は2万円強。

全国の家電量販店、インターネット通販で購入出来る。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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