パナソニック最新型コーヒーメーカー『NC-A56』発売!挽く、ドリップ、洗浄まで全自動でコーヒーが美味しい!

き立てのコーヒーの香り、味わいは格別である。2014年10月20日発売、パナソニックの最新型コーヒーメーカー『NC-A56』をご紹介しよう。このコーヒーメーカーの最大の特徴は、コーヒー豆を挽くところから、ドリップ、保温はもちろん、ミルの洗浄まで「全自動」であること。コーヒー豆、水を準備してボタンを押すだけで、挽き立てのコーヒーが楽しめるのだ!

 

全自動マシン自体は、以前からある。

知らなかった人には目から鱗かもしれないが、ミル付き全自動コーヒーメーカー自体はかなり以前から存在する製品である。いくつかのメーカーから15,000~20,000円で販売されており、今回ご紹介するパナソニック『NC-A56』と、ひとつ前のモデル「NC-A55P」を比べても、主要な機能はほぼ同じである。違いはミルのフィルター交換によって粗挽き・中細挽きを選べるようになったことのほか、細かなデザインや使い勝手が向上していることが挙げられる。製品の基本的なところは2005年発売の「NC-A55」で既に完成しているので、同シリーズをお持ちの方は、わざわざ買い直すことはないと思われる。

一方でこれからコーヒーメーカーを買おうとか、漠然と「自宅で美味しいコーヒーが飲みたい」と思っている方には、間違いなくおすすめできる製品だ。ボタンを押すだけで1杯分づつミル挽き、ドリップしてくれると言えば美味しくて大人気の“コンビニコーヒー”と同じである。あのマシンが2万円で自宅に設置できる、と考えればわかりやすいだろう。では、基本的な使い方から見ていこう。

 

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製品の構造を見てみよう

製品の大きさは、幅22.0cm×奥行24.5cm×高さ34.5cm。イメージ的には大きめのポットのような感じである。縦長なので25cm角くらいのスペースがあれば、余裕で設置出来る。重さは2.9kg。コードの長さは1.0m。
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背面に水タンクがある。
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活性炭フィルターがついていおり、抽出前にあらかじめ沸騰させたお湯をフィルターに通すことで、カルキを90%カットしてくれる。

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本体上部に豆容器。ここにミルが内臓されている。フタはドーム型になっており、お湯をまんべんなく拡散。抽出中の状態が見えるようにもなっている。

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バスケットは取り外しが出来る。ここにコーヒーフィルターをセット、挽きたてのコーヒーはここに落とされる。
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ガラス容器は保温板の上にセットする。この保温機能は、飲み頃温度を適切にコントロールしてくれる「煮詰まり軽減保温」となっており、コーヒーを淹れてから30分後に自動で保温温度が低くなるようになっている。
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またガラス容器のフタにはミネラルフィルターがついており酸味の調節が出来る。レバーを「ソフト」に合わせると、抽出されたコーヒーがミネラルフィルターを通り酸味を抑えてくれる。「ストレート」に合わせると、そのまま挽き立ての味になる。
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さすが、10年近く販売されるロングセラーシリーズだけあり、このあたりの基本的な機能は熟成の域に入っていると言えよう。