真空保存に革命! 『CLICCA(クリッカ)』は市販の袋で真空パックが出来る優れもの。

使う際の、細かなコツなど

まず、やはり密封力は専用の機械には劣る。バルブやクリップで留めているだけなので、2~3日以上保存しようと思うとそれらが少しずつ緩んできてしまい、空気が入ってきてしまうのだ。数日間キッチリ保存したい時は、1日ごとにポンプで空気を抜くなどした方が良いかもしれない。

 

クリップとバルブは繰り返し使える。一方で真空パックにした袋は、洗えば使えなくはないが、1度穴を開けて空気を抜いてしまっているので2回目はシワが寄りやすく、あまり適していない。袋は1回使いきりの方が良いだろう。

 

市販の袋で真空に出来るのはとても手軽だが、使える袋にもいくつか条件がある。

  •  まず袋の厚みは0.06mm以上であること。
  • そして、袋の幅が19.5cm以下であること。

購入しやすいのはフリーザーバッグだが、このフリーザーバッグにも袋の厚みが薄いものもあるので選ぶときには気をつけたい。また、袋の幅も19.5cm以下ということで、割と小さめな袋を選ばなくてはいけない。お菓子の袋なども、購入時の袋のまま真空に出来るが、これもクリップのサイズが合わないものが多い。ほとんど袋の幅が19.5cm以上あるのだ。小袋サイズのものなら真空に出来る。また、スナックなどの中身が薄いものは真空にすることで割れてしまうので、その辺は注意したい。

 

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今まで真空保存をしたくても、専用の機械や袋がないと出来なかったが、これは便利である。いくつか真空パックを作りたい時はクリップとバルブがそれだけ必要になるが、別売の追加セット(ポンプが同梱されていないもの)も用意されている。

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「クリッカ(バルブ・クリップ追加2個セット)」バルブ×2個(グリーン、オレンジ)、専用クリップ×2本で900円(税別)。

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真空パックするメリットをおさらいすると―――

  1. 食材の酸化を防ぎ、長持ちさせてくれる
  2. 料理の下味をつけるのにも利用出来る
  3. コンパクトに保存が出来るので、冷蔵庫内のスペースを有効活用出来る

といった事が挙げられる。

自分でクリップとバルブを取り付けて、空気を抜く作業は多少面倒だが、今までのように大掛かりでなく、気軽に使ってみたい人にはオススメである!

 

「CLICCA(クリッカ) スタート4個セット」は2,000円(税別)、
「CLICCA(クリッカ)バルブ・クリップ追加2個セット」は900円(税別)。

 

ライフスタイルグッズを取り扱う大作商事株式会社より、2014年11月から発売中。

いまのところAmazon等には置いていないようで、購入は公式オンラインショップもしくは全国の量販店にて。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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