糖質・プリン体は両方ゼロで当たり前!キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー主要ビールメーカー4社のゼロゼロ発泡酒を比較してみた!

『アサヒスーパーゼロ』

(アサヒビール株式会社 2014年9月2日発売)

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注いだ瞬間に心地よいコポコポとしたビール音がし、色もまたビール然としている上に泡立ちが細かくマイルド。しかも泡がなかなか消えない。
ただその多めの泡立ちとクリーミーさは好みの分かれるところかも。「スーパードライ」で人気のアサヒ製品でありながら、しゃきっとしたドライなビールが好きな人には向かず、ドイツビールなどの本格派ビール好きの人に向く。
米乳酸発酵液を使用したというところから酸味も強め、食物繊維も入っているのは健康志向にはプラスだろう。
(アルコール分5.5% 34kcal)

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 『極ZERO』

(サッポロビール株式会社 2014年7月15日発売)

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これのみ先行販売されており、既に大ヒットの売れ行きを記録している。いわば3社を迎え撃つ立場である。もともと“第三のビール”として発売されたブランドだが、その製法から“発泡酒”であると国税庁からの指摘を受け、推定100億円以上の酒税追納の騒ぎになった。それでも、価格アップしてでもブランド存続を選んだサッポロの決断は、味への自信の表れか?

通常のビール原料にプリン体ゼロ原料を合わせる「極ZERO製法」が売りのこの製品。なるほど、音、色ともに上々である。4製品の中で一番炭酸が強く、唯一苦みがはっきりわかるのでビールらしさは高い!
他の3製品がやさしいイメージを売りにしているのに比べて、商品名、味ともに男性をターゲットにしている印象。
ともすれば甘ったるくなりがちな発泡酒だが、『淡麗プラチナダブル』同様、スピリッツを使用してキレを生み出しているようだ。
甘さが控え目な分、食中酒としてはもっとも向いているかも知れない。アルコール度数も一番低い。

(アルコール分4% 26kcal)

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