『おかしなたまご まわしてまわしてまるごとプリン』で卵がそのままプリンになる……のか!?

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卵を取り出して、暗いところでたまごに直接懐中電灯を当て、透け具合を見る。生卵の状態だと、全体が透けて見え、攪拌した状態だと光の近くのみ透けて見える。
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次に攪拌したたまごを耐熱ラップで巻く。鍋にたっぷりとお湯を沸騰させておく。大きめの鍋で作るのがオススメ。沸騰してから火を止めて、おたまを使って卵をそっと入れる。フタをして約30分待つ。

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30分後、少し中身がこぼれていたりするものもあったが、ちゃんと出来ているだろうか?
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殻を割って見ると、白身と黄身がちゃんと攪拌されており、プリンのような見た目!
これにカラメルソースをかければ、「プリンになる!」というわけだ。

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早速、カラメルソースをかけて食べてみたのだが……はっきり言おう、これはプリンではない! それもそのはず、たまごには何も味がついていないのだから。単純にゆで卵にカラメルソースをかけている味である。卵の部分は攪拌されているので、クリーミーで濃厚、食感は滑らかだが、やはり「卵」の味なのだ。何度食べてみても、ゆで卵にカラメルソースをかけて食べているとしか言いようがなかった……。

 

 

 

他の食べ方も試してみる。
チョコレートソースをかけて「カヌレ」をやってみよう。
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しかし……これもゆで卵の味にチョコレートソースをかけている味、である。食感は良いのだが、たまごはたまご。たまごに甘いソースをかける味わいに慣れていない為、頭の中が「?」でいっぱいになった。

 

 

 

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最後に、ダシしょうゆをかけて「茶碗蒸し」をやってみよう。これは期待できる!