驚きの『カラくないカラムーチョ』 『ノットチリ味』が新発売! 辛さを抜いても、まさかのウマさ!
辛いポテトチップスといえば「カラムーチョ」を思い浮かべる人も多いはず。ところがところが。何と9月15日に発売されたのは『カラくないカラムーチョ』その名も『ノットチリ味』だ!
カラムーチョ発売30周年を記念した新商品なのだが、最大の特徴であり魅力である”辛さ”を抜いてしまったのだから、コイケヤは大冒険に踏み切ったのではなかろうか?
カラムーチョは1984年の発売からずっと、辛さをウリにして人気を獲得し続けてきた。キャラクターのお婆さんも今回の『ノットチリ味』のまさかの展開に「ヒエーーー」と悲鳴を発している。そしてさらには、すごく小さい文字で「本品は辛くない為、辛いものが好きな方はご注意ください」という注意書きまで書かれている。コイケヤは本気だった。
ともかく、食べなくてはどんな味なのか想像がつかないのでさっそくいただきます。袋を開けると、辛いカラムーチョと同じような香辛料の効いたにおいがする。辛くないはずなのになんで? お皿にどさっと出してみると、またまた辛いカラムーチョに近い感じのやや赤みがかったチップスたち。もしや、ちょっとくらいは辛いのか? もう謎は深まるばかりだ。
恐る恐るチップスを1枚口にしてみる。すると、においや見た目とは反対にまったく辛くない! 食欲をそそるガーリックと、香ばしいオニオンの風味がうまい! 『カラくないカラムーチョチップス ノットチリ味』のネーミング通り、「Notチリソース」なお味である。とはいっても、辛さはないが舌を刺激する濃い味はする。成分をよく見てみると、おそらく正体は「ナツメグ」だろう。
辛くない『ノットチリ味』も食べる手が止まらないし、「辛くなくてもおいしいんだ!」と再発見させられた。パッケージには辛くありませんの注意書きがあったが、辛いもの好きも一度食べてみる価値はあると思う!
そもそも本場メキシコにおいては、唐辛子(チレ)には辛いものばかりでなく、甘さのあるものも含め数多くの種類が存在する上、まるで日本における“昆布出汁”のように、唐辛子から「うま味」を引き出す調理法が確立されているという。この『カラくないカラムーチョ』にも香味油や調味料の形で、辛くない唐辛子が含まれているかもしれない。
参考:日本におけるメキシコ料理の第一人者・渡辺庸生氏のホームページ
コイケヤ『カラくないカラムーチョチップス ノットチリ味』は、9月15日から全国のスーパーやコンビニ、ネットショップなどで発売中。参考小売価格は120円(税抜)。気になるカロリーは1袋292kcalと、本家のカラムーチョよりもちょっとだけ低カロリー。
ちなみにこちらの商品以外にも、カラムーチョ30周年記念シリーズは続々発売されている。夏に発売された激辛の「カラムーチョZ ホットチリ味」「カラムーチョZ ドライチリ味」と食べ比べてみるのもオススメ!