『シューレス タイト リキッド』で靴ひも、ほどけない!これ1本で120足分。靴ひもに数滴たらすだけの点眼液!

が広く柔らかいスニーカーやウォーキングシューズの靴ひもに比べ、いわゆるビジネスシューズの靴ひもは、丸く細く固いものが多い。そのため、特に新品のビジネスシューズの靴ひもは、ほどけやすいのである。

ほどけたビジネスシューズを履いていては、まさに足下を見られますぞ。就活中の学生は、だらしなく見られ、取引先を訪問する営業マンは、その評価を落とすことにもなりかねない。そこで、重宝するのが、今日ご紹介する『シューレース タイト リキッド』。この液体を数滴、靴ひもにたらすだけで、ビジネスシューズの靴ひもは、ほどけにくくなるのだとか。さっそく“お試し”である。

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見た目は、ちょっと大きめの点眼薬といったところ。作ったのは、靴クリームや靴用品の老舗メーカー・コロンブス(東京・台東区)。

使い方は簡単で、この“目薬”を、ビジネスシューズの靴ひもの結び目に数滴たらし、紐に液体を浸透させ乾かすだけ。そうすることで、靴ひものの結び目が、のりを塗ったように固まって、結び目がほどけないということなのである。

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実際に靴ひもにたらしてみると、意外とサラリとしているし、無色透明、無臭である。この液体、実はPVA樹脂(ポバール樹脂とも呼ばれる)といって、ポリビニルアルコールという物質である。

ためしに、ゴムの上に2滴ほどたらしてみると、数分で乾いて、そこだけビニルの塗膜を張ったようになる。ちょっと木工ボンドにも似ている、ビニル系の接着剤のようだが、この物質の最大の特徴は、水に容易に溶けること。乾いた樹脂を、水道水で洗うと、いとも簡単に流れ落ちてしまうのである。

これを靴ひもの結び目に染み込ませると、結んでいる間は樹脂で固められてほどけにくくなり、一度ほどいたり、あるいは紐を洗濯したりすると、簡単に落ちる。そんな特性の靴ひもをほどけにくくする液体、それが『シューレス タイト リキッド』なのである。

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さて、こうして原稿を書いている間にも、記者のビジネスシューズの靴ひもは、しっかりと固まって、確かにほどけにくくなっている。というか、もともと、あまりほどけない紐だったので、もうガチッっと固まって、強く引っ張ってもほどけなくなっている。

一度、ほどいたら、また染み込ませればOKだし、前述したように水溶性の物質なので、靴ひもを水洗いすれば、綺麗に洗い流すこともできる。

1本の容量は35mlなので、これ1本で、なんと120足のビジネスシューズの靴ひもに使えるというコストパフォーマンスの良さ。価格は、税別800円。ビジネスシューズの靴ひもがほどけやすい方、就活中の学生諸君、ガンガンと歩き回るビジネスマン諸氏には、この靴ひもの“点眼薬”『シューレース タイト リキッド』は、きっと重宝されるに違いない。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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