『ソイマヨメーカー』は豆乳でマヨネーズが作れる!卵を使わずヘルシーな食卓を!

を使わずに豆乳でマヨネーズを作るreina『ソイマヨメーカー』をご紹介しよう。メモリに合わせて材料を入れて振るだけで、自宅でヘルシーな豆乳マヨネーズが作れる。卵アレルギーやコレステロールが気になる人、健康志向の人におススメの商品だ。

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構造を見てみよう。プラスチック製のボトル。本体とフタに分かれている。フタの部分には、5つの穴が開いている。電子レンジ、オーブン、直火、冷凍庫、食洗機は使用不可。
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側面には何をどれだけ入れるのかメモリがついており、下から書いてある順番に素材を入れていく。
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用意する食材は、オイル・無調整豆乳・お酢・マスタードの4つ。オイルはサラダ油をはじめ、お好みのもので作ることが出来る。 今回は、オリーブオイルで作ってみることにした。
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作り方は簡単。メモリに合わせて順番に材料を入れていくだけ。

  1. お酢をメモリまで入れる。
  2. マスタードをメモリまで入れる。(お好みで塩・コショウをプラスしても良い)
  3. 無調整豆乳を入れる。
  4. フタをして、すばやく上下に30秒以上振る。
  5. オイル1回目をメモリまで入れる。
  6. フタをして、すばやく上下に30秒以上振る。
  7. オイル2回目をメモリまで入れる。
  8. フタをしてすばやく上下に30秒以上振る。

その後、冷蔵庫で30分程冷やして出来上がり。
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ボトルを振ることで、しっかりと中身が混ざり合う。振る時はフタが開かないように、きちんと押さえよう。
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マヨネーズと同じようなテクスチャの、ソイマヨネーズの出来上がり。
さて、味はどんな感じだろうか?
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食べみると、お酢が主張しており酸っぱさを感じる。オリーブオイルの香りは良い。使うオイルによって、色々な風味になりそうだ。 菜種油、グレープシードオイル、アマニオイルなど、クセが少ないオイルを選んで作ると合うだろう。

 

ただ、マヨネーズのような質感ではあるが、これはやはりマヨネーズとは別物である。豆乳を使ったペースト状のドレッシングと言った感じだろうか。卵を使わずに、植物性の食材だけで作れるのは良い。しかし、マヨネーズのまろやかな風味を期待してしまうと、ちょっと違うということだ。

しかしながら、作りたてのフレッシュな味わいは美味しい。塩やコショウを加えて味を調整し、好みのソイマヨネーズを楽しむことが出来る。ちなみに、穴が詰まってしまうので粒マスタードは使用できない。

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ボトル1杯分で約170gのソイマヨネーズを作ることが出来る。 保存は、冷蔵庫で約1週間ほど可能。家族が多い場合は大丈夫だろうが、1度にたっぷりとソイマヨネーズを使わないと、1週間では 使い切れない分量かもしれない。

 

 

気になったのは、オイルの分量が多いこと。オイルは2回に分けて投入するが、4つの食材の中で使う分量が1番多い。具体的な分量は掲載されていないので、計量してみると、オイルは85ml必要であった。豆乳は40ml、お酢は10ml、マスタードは約10g程度。

大さじ1あたりの、ソイマヨネーズのカロリーは約61kcal。マヨネーズのカロリーは約100kcal。

確かにマヨネーズよりカロリーは低く、ヘルシーなのだが、実際に作ってみると、大量のオイルを摂取しているように感じる。気分的な問題もあるのだが……。
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そして、本体の構造にもやや問題がある。ボトルを振る時は、フタをしっかりと押さえる為、問題ないように思うのだが、このフタの閉まりが悪いのだ。個体差もあるかもしれないが、カチッと閉まっているように見えて、知らないうちにフタが開いてしまっているのである。

少しでもフタを押さえる力が弱いと、中身も飛び出してきてしまい本体や手がべたついてしまう。冷蔵庫に入れる時も必ず立てておかなければいけない。横にしたら、フタから漏れてきてしまうからだ。

 

またフタの連結部分が弱く、切れてしまいそうなのも、気になった。

以前こちらの記事で紹介した、振るだけでカルボナーラソースが作れる「カルボシェーカー」も同じメーカー「reina」の商品である。どちらもアイディアが良いだけに、本体構造がもう一歩、洗練されれば嬉しいと感じた。

 

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本体の色展開は、レッド、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーンの5色展開。
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東急ハンズをはじめ、公式サイトやインターネット通販で購入出来る。
価格は480円(税別)。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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