『ザイグル シンプル』なら室内で、バーベキュー気分!油いらずで脂も落とす!煙の出ない、新しい卓上調理器

の一風変わった形の機械は、調理器である。しかも熱源に赤外線ヒーターを使用し、その光を食材の上部から当てることで、肉や野菜、魚などをふっくら美味しく調理する赤外線グリルだ。

上からの赤外線の輻射熱と、それにより温められた鉄板により、上下から食材を温め、まるで炭火で焼いたような風味豊かな調理が可能。しかも煙が出ない、油も不要。そんな全く新しいジャンルの調理器『ザイグル シンプル』を、さっそく“お試し”してみた。

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箱も大きく、この調理器自体も、決してコンパクトではないが、ステンレスの本体と、アルミ・フッ素加工のプレートは軽く、持ち運びはとてもラクラク。ちなみに、食材を乗せるプレートの直径は37cmである。

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この調理器具の最大の特長は、食材の真上から赤外線を当てて加熱するところ。ちょうど、上からは直火焼き、下からは鉄板焼き。そんないいところ取りのような調理器具である。

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プレートはアダプターを入れることで、2段階に高さを調整できる。強く焼きたいときは、アダプターを入れ、プレートの位置を高くし、赤外線ヒーターとプレートを近づける。逆に、ゆっくりじっくりと温めたいときは、アダプターをはずし、赤外線ヒーターとプレートの距離を遠ざける。

さっそく、赤外線をONにすると、調理器の周囲も結構暖かくなる。これは、夏場はちょっと暑いが、冬であれば、暖房を兼ねて快適に使えそうだ。

プレートの周囲15cmくらいに置いた食器やグラスなどは、赤外線の影響で暖かくなるので、冷えたドリンク類は、プレートから少し離して置いた方がいい。

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加熱温度の調整は、ダイヤル式で1~5まで刻まれているが、使った感覚では、それほど細かく調整することはないような・・。最強の「5」と、あとはちょっと弱くする「3」くらいを使い分ける感じである。

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さて次ページは、いよいよ実際の調理レポートをお届けする。