これ、食感はスナックだが味も香りも焼き海老そのもの!封を開けるといきなり炉端焼き気分。グリコ『エビーザ』

まず香りのリアルさに、本当に驚かされた。目隠しして、このスナックを鼻の前に持っていったら、ほとんどの人が、「焼き海老」と答えるのではないだろうか。しかも、洋風のエビじゃなくて、炉端焼き風の「海老」である。網の上で真っ赤に焼けている姿を想像してしまう。

そして、口に含んだときの味。グリコの濃厚おつまみスナック『エビーザ』は、これはもう海老風味のスナックではなく、スナック風の焼き海老なのである。。

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パッケージの焼き海老もリアルだが、本当にこのスナック、味も香りも、焼き海老そのものである。

ひとしきり香りを楽しんだあと、口に入れて噛むと、確かに歯ごたえはスナックだが、そこから口の中に広がる味は、焼き海老のもの。スナックだから、日本酒という感じではないが、ビールや焼酎なら、バッチリ合うだろう。

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『エビーザ(Ebeeza)』という名前でわかるかもしれないが、これは同じグリコのチーズスナック「チーザ(Cheeza)」のシリーズで、「チーザ」で培った独自の「ハイチーズ製法」という焼き方の応用で、海老の味を色濃く残しながら、カリカリに焼き上げているらしい。

ハイチーズ製法というのが、いかなるものなのか、調べてもなかなかわからないのだが、江崎グリコが持つ特許を調べると、おそらくこの特許公報の内容が、該当するものではないかと思われる。

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江崎グリコ(大阪・大阪市)は、このところ、酒のおつまみスナックを出すことで、確実に新たな顧客層を開拓している。それぞれのスナックがなかなか秀逸な出来で、記者の周辺の大人にヒアリングしても、おおむね好評である。

今回、この焼き海老味の『エビーザ』と同時に、蟹味噌味の『カニーザ』も発売されており、そちらもまた、後日、あらためて紹介する予定だ。

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さて、この香ばしい炉端焼きの焼き海老を思い出させるスナック『エビーザ』は、6月3日発売で、実勢価格200円前後。

家ビールで、ちょっと炉端焼き気分のときは、この『エビーザ』は最高のつまみになりそうである。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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