ネーミングとパッケージの可愛さで思わず手にしちゃう!エアインチョコ風な食感!『カレーム 魔法のトリュフ』

ョコレートの中に気泡が入った「エアインチョコレート」が流行ったのは、いつのことだろうか。あの口の中で宙に浮き上がっていくような軽い食感のチョコレートは、記者は結構気に入っていたものだった。

今回ご紹介するカバヤの『クレーム 魔法のトリュフ』を口に入れた瞬間、そのエアインチョコの記憶が、記者の脳裏によみがえった。すでに4月半ばからコンビニ限定で先行販売されていたが、5月20日から、コンビニ以外の販売ルートでも晴れて解禁販売されたお菓子である。

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見た目は、その名の通り、何かキノコ類を思わせる、不思議な形をしている。しかもとても軽い。意外と外側は固く、口に入れた時の感触は想像できない。

パッケージにも「手で溶けないのに くちどける」と書いてある。まさにそのままの記述で、本当に、それ以外の何物でもない。このどうしても溶けるような感じがしないものが、口の中で軽々と溶けるのが、ちょっと魔法チックなのである。

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カバヤのお菓子の中で、「カレーム」ブランドが付けられているお菓子は、職人による手作りをテーマに、素材を生かし、新しいアイデアを取り入れるというこだわりで作られたもの。

この『カレーム 魔法のトリュフ』も、真夏でも溶けないのに、口の中では溶けるという独自製法にこだわった。確かに、手で持っても溶けて手に付くような感じはない。どちらかというと、固くてさらりとしている。しかし、ひとたび口に入れると、急速に全体がフワーッと溶け始める。

冒頭に、エアインチョコの話を書いたが、エアインチョコの場合、チョコレートの中に、はっきりと大きめの気泡がぎっしりと入っているのが見て取れた。もしやと思い、この「魔法ほトリュフ」をかじって、中を見てみたが、エアインチョコのような気泡は見えなかった。もっとずっと細かい繊細な作りをしているのかもしれない。

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パッケージ上を、ホウキにまたがった魔女が飛んでいる。この雰囲気が実に、口溶けるチョコの感じに合っている。しかも名前も、パッケージデザインも、なかなかカワイイ。これだけでも、店頭で、つい手に取ってしまいたくなるが、中の“トリュフ”が、あの食感だとわかれば、人気が出そうなチョコレートである。

価格は税別120円で、6個のトリュフ状のチョコを楽しめる。最近、久しぶりに味わったエアインチョコの食感だった。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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