超薄型で「ピンポイント消し」が“売り”の消しゴムだが、スタイルの良さも大きな魅力!ぺんてる『アインサラ』

具だから、機能が優れている方がいいに決まっているが、しかし人間の所有欲は、そう単純ではない。ときには、機能がそれほど良くなくても、外見に“一目惚れ”なんてことだって十分にありうるのだ。

ぺんてる(東京・中央区)が発売する新しい消しゴム『アインサラ』 は、機能も良さそうだが、文具好きの記者にとっては、“一目惚れ”しそうなルックスも大きな魅力に思える商品。まずは使ってみた。

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だいたい、大の大人が、小中学生が使うのと同じようなサイズやデザインの消しゴムを持つのは、ちょっと避けたいものだと常々思っていた。が、この『アインサラ』は大人が持つにも悪くない。

薄さはなんと4.5mm、普通の消しゴムの半分もない。しかも細長い形状は、USBメモリーか、1枚のガムのようにも見える。スリムなペンケースにも難なく収まるし、どうせ全部を使い切らないなら、消しゴムはこのくらいのコンパクトサイズで十分である。

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4.5mmの薄さを生かして、細かな部分をピンポイントで消せるのが、『アインサラ』の売りの1つだが、それも大人向きである。大人が消しゴムを使うとしたら、だいたい小さな場所をちょっと消すくらいが関の山だろう。大量に消しカスを出しながら、力いっぱいゴシゴシこすることなど、ほとんど考えられないのではないだろうか。

また、画期的なのは、この消しゴムには、「さらっとパウダー」なるものが配合されていて、消すときに、紙面上で消しゴムがほどよく崩れるため、軽い力でさらっとした消し心地を味わえるのが特長とされている。

さっそく試してみたが、確かに、これまでの消しゴムに比べて、粘着感が少ない感じで、ゴシゴシと力を入れて頑張らなくても、消しゴムが減っていく感覚がある。ただ、あっさりと消しゴムが削れる分、心なしか消す力も弱いように感じられるが、それも「気のせいかな」と思えるレベルである。

力を入れずに、軽くスマートにサッと消すことができる消しゴム。どこまでも、この『アインサラ』は大人仕様に思える商品である。

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スリーブの色は、ロイヤルブルーとパールピンクの2種類だが、この色のセレクトも、とても大人っぽい。

そんなわけで、全体の形状、大きさ、スリーブの色、細かな部分のピンポイント消しに向いていて、スマートに軽く消せる使い心地、小さなペンケースにも入れられて、見た目がスタイリッシュ、と、どこを取っても、記者には、この消しゴムは大人向けの消しゴムにしか見えないのだが、読者のみなさんは、どのように感じられるだろうか。

ただ現実的には、普段、消しゴムを持ち歩く大人は少ないだろうから、実際は高校生、大学生あたりが、一番のターゲットになるのだろうか。1月15日発売で、価格は税別100円。

先日、当サイトで紹介した、同じぺんてる発売の超極細0.2mmシャープペンシル『ORENZ(オレンズ)』に、この『アインサラ』は似合っているかもしれない。細かい文字が書ける極細シャープペンシルに、ピンポイント消しゴムの『アインサラ』。

当サイトでは、今回、この『アインサラ』のロイヤルブルーとパールピンクの2色セットを5名様にプレゼントする。ご希望の方はこの際、『ORENZ(オレンズ)』のプレゼントと両方を狙ってみよう!

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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