お風呂嫌いの子供でも、思わず一緒に入りたくなる!  湯船の中で楽しくしゃべりだす『おしゃべりトロリン』

のあひる、お風呂に入れると、おしゃべりのスイッチがON!

「わーい、お風呂!」、「じゃんけんしよ~!」、「あったか~い!」、「まだ出たくないよ~!」、・・・・などと、元気いっぱいにしゃべりだす。

ちょっと不思議なおもちゃを作る「ハシー」こと、株式会社ハシモト(東京・墨田区)が、またまた妙に人の心に刺さるお風呂のおもちゃ『おしゃべりトロリン』で話題を集めている。さっそく、お風呂に持ち込んでみた。

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このあひる、正面から見ても、何も面白くもない無表情なあひるである。世界的に大人気のキャラクター「キティーちゃん」が、実はサンリオの戦略で、意識的に無表情に作られていることを思い出させる。

そして、このあひるが入っている桶は、銭湯の黄色い桶でお馴染みの「ケロリン」をモジったのだろうか、「トロリン」である。やはり日本人には、「×ロリン」と見れば「お風呂」と連想するDNAが受け継がれているのだろう。冗談は、ともかく、まずはメーカー製作の、『おしゃべりトロリン』の動画を観ていただこう。

 

 

この動画の中で、「しゃべりは20種類」となっているが、厳密にはしゃべりが17種類で、鼻歌が3種類である。

これらのおしゃべりは、あひるをお風呂に入れるとき、お風呂から出すとき、お風呂に浮かべているときで、しっかりと使い分けられている。例えば、「わあー、お風呂!」は、お風呂に入るときのセリフだし、「あしたもいっしょ!やくそく!」は、お風呂から出るときのセリフで、こういう素直な言葉が、一緒に入る人の心をなごませるのだろう。

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また、動画では、『おしゃべりトロリン』は、あひる、かえる、くまの3種類と言っているが、今は、それに「ぱんだ」と「ぺんぎん」が加わって、5種類のラインナップとなっている。

この『おしゃべりトロリン』は、おそらくは、お風呂嫌いの子供向けのおもちゃで、小さな子供が親と一緒にお風呂で使うのが、本来の“正しい”使い方だと思われるが、発売後、テレビ番組などで紹介され人気が急上昇。子供だけでなく、次第に、これで癒される大人ユーズが増えているようである。

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電源は、CR2032の、いわゆるボタン電池が2個使われているが、なにぶん、水の中で使う商品だけに、電源部の防水性の良し悪しが気になる。そこでネットでユーザーの声などを検索してみると、やはりあるある。

「電源部分の防水が悪く、1ヶ月で故障した」というような声は少なからず掲載されているのだ。実際に使用すると、防水はしっかりしているように見えたが、水でスイッチが入る構造なので、使用後は、水分を拭き取って、乾燥させるのが、長持ちさせるコツだ。

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『おしゃべりトロリン』は税別880円。今日から、消費税率が8%に上がったため、税込価格は950円となっている。

さて、あなたは子供に使う?自分で使う?それとも・・・・。【渡邉 穣】

 

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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