気持ちいいほどキレイに消せる!全く新しい色鉛筆 パイロット『フリクション いろえんぴつ』新発売

消せるボールペン」として一世を風靡した、パイロットの「フリクション」はご存知の方も多いだろう。なぜ消せるのかというと、秘密はインキにある。ある一定の温度になると、無色透明になるインキを使っているのだ。

その秘密のフリクション・インキを使った、今度は「消せる 色鉛筆」が誕生した。今までの色鉛筆とは全く発想の異なる色鉛筆、パイロット『フリクション いろえんぴつ』である。果たして、その「消え具合」はどんなものなのか?

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この色鉛筆、ターゲットは未就学児なのだそうだ。小さいときから「フリクション」ブランドに慣れ親しんでもらおう、消える筆記具を手放せなくしてしまおう、という、いわば「マイ・ファースト・フリクション」的な意味合いのある商品だが、この可愛らしいケースのデザインは、未就学児ならずとも、心惹かれるものがある。

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ケースの下部には、「きもちいいほどキレイに消える!!」の文字が。

確かに、色鉛筆は、消しゴムではなかなかキレイに消えないことは、みんな覚えがあると思う。しかし、そのストレスとおさらばの色鉛筆らしいのだ。

その消える秘密は色鉛筆の芯にある。消えるボールペンのフリクション・インキをワックスで固め、その周囲を保護材で囲った二重構造。これで、消えるボールペンと同様に、消しゴムの摩擦熱で消える色鉛筆が完成したのだ。鉛筆削りで削ってみると、普通の色鉛筆と同じ感覚で削れるが、真の周りに白い保護剤が出てくるのが、特徴的だ。

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色鉛筆の上部には、エラストマー樹脂でできた“消しゴム”が付いている。これで書いた部分をこすり、摩擦熱により65℃前後の温度になると、インクの色は完全に無色透明になる。それで気持ちいいほどキレイに消せるわけなのだ。

面白いのは、氷点下10℃になると復色し始め、氷点下20℃まで下がると完全に復色するということ。

この“消しゴム”は消しカスが出ないので、いくら消しても、机の上や床を消しカスで汚すことはない。

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それでは、本当に気持ちいいほどキレイにけせるかどうか、さっそく試してみた。

まず赤の『フリクション いろえんぴつ』で文字を書く。ちょっと書き味が硬いというか、色が紙に乗りにくい感じがする。なので、強めに文字を書いてみた。

次にそれを、鉛筆上部の“消しゴム”でこする。摩擦熱を発するように、ごしごしとこすると、何と、もともと何も書かれていなかった紙のように、キレイに赤い色が消えてしまう。これは何とも不思議。

消した場所に、正しい文字を書き直すことも、全く問題なし。

こんな面白い色鉛筆なら、何も未就学児に独占させなくても、受験生が教科書にラインを引いたり、ノートを書いたり、大人も手帳や仕事などに応用して使えそうな気がする。

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『フリクション いろえんぴつ』は、きいろ、うすだいだい、だいだい、あか、ももいろ、むらさき、あお、みずいろ、きみどり、みどり、ちゃいろ、くろの12色。バラ売りもしていて、1本は税別100円、12本セットだと税別1000円とお買い得になる。

2013年12月10日から、全国有名文具店、百貨店および量販店で発売中。子供の入園祝いにももちろん、ひと工夫して、自分用に使うというのも面白い。こすると消える色鉛筆、あなたには使い道があるだろうか?

 

「おためし新商品ナビ」では、この『フリクション いろえんぴつ』12色セットを1名様にプレゼントする。応募は、当サイトの同商品記事下のフォームより。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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