「ふなっしー味」のキャンディは意外にも普通の美味しさだった
「いずれブームは冷める」
そう取材に答えたというふなっしー。昨年9月のことだが、いまだその人気は衰えを知らないようだ。
早川製菓から発売されたのは『ふなっしー梨汁ブシャーキャンディ ふなっしー味』。
それにても“ふなっしー味”とは一体なんなのか。
着ぐるみが「臭い」とも報じられたふなっしーの味である。
恐る恐る口に入れると……「普通だ! 普通に美味い!」という感想が漏れた。
甘みは強すぎず、クセもない。『ブシャー』というほどのジューシーさがあるわけではないが、キャンディとしての完成度が高い一品である。
原材料を見ると、砂糖、水飴、植物油脂に続いて『梨果汁』の表記がある。
ふなっしーは梨の妖精であるから当然のことかもしれないが、きちんと梨の味を出そうという、商品企画者の意気込みを感じた。
個包装にもふなっしーのイラスト、もしくは写真がプリントされているのが嬉しい。ポーズも複数パターンある。ブーム便乗の“やっつけ”商品ではないということだ。
基本の「ふなっしー味」を多めに、「ミントふなっしー味」「シナモンふなっしー味」の3種類がミックスで、計20個入っていた。
ミントとシナモンも、あくまでアレンジといった味付けで、非常に食べやすかった。
後味で、風味が加わる程度。ミントが苦手な人でも大丈夫だろう。1袋を飽きずに食べられる、良い工夫だ。
発売中。全国のスーパー等で180円前後。