余計なものが一切入っていない、その清々しさが旨さを増幅! キリン『本搾りチューハイ 冬柑』 そろそろお店へ急げ…!

だけの季節商品で終了限定。売り切れたらオシマイである。

11月26日に発売されたキリンの缶チューハイ『本搾り 冬柑(ふゆかん)』は、発売前からの前評判も高く、実際に発売になると、「やはり旨い!」の声が多い。酒好きで、缶チューハイを滅多に飲まない記者がためしてみた。

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こういうサイトの記者をしていると、パッケージの裏を返して原材料の記載を見るのは、もはや職業病みたいなものだが、この『本搾り 冬柑』の原材料のシンプルさには、心を打たれる。

「グレープフルーツ・ゆず・すだち・かぼす・ウオッカ」。これですべてなのだ。余計な糖類、香料、着色料などを一切使っていない。それだけで、期待に胸躍らされる。しかもかぼすは大分県産、すだちは徳島県産。そこまでこだわっている。

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プルトップを引くと、柑橘系の香りが強くする。色を見るためにグラスに中身を注ぐ。やや濁った白濁色の液体に、炭酸ガスの泡が軽く浮かぶ。

しかし、この濁りとは裏腹に、味はとてもクリアだ。グレープフルーツの味がはっきりと感じられるが、無駄に甘くない。後味に柑橘系の酸味と、多少の苦味もある。グラスにチューハイを作り、そこにグレープフルーツをギュッっと搾っただけのような本格的な味。

この旨さは、逆に甘いだけのチューハイ好きには、遠ざけられるのかもしれないが、多くの酒好きに受け入れられるに違いない。好感が持てるシンプルでクリアな味だ。

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冬の季節限定販売で、お店の在庫が切れると終了になってしまう。それはいかにも惜しい。ネットで調べると、売り切れが徐々に出てきている。飲みたい人、そろそろ急いだ方がいいかも。

アルコール分6%、350ml缶で、オープン価格。これなら喉が渇いた時に、いつでも飲みたい。

 

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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