軽いチーズ風味『とんがりコーン チーズ&チーズ味』を食べた。そして感じる、この商品のもともとの完成度の高さ!

ーンを素材に植物油で仕上げた「カリッとはじける香ばしさ!!」がキャッチフレーズのコーンスナック「ハウス とんがりコーン」に新しいアイテムが加わった。10月7日発売の『とんがりコーン チーズ&チーズ味』である。なんでも、北海道産生乳で作ったチーズ2種類を使用したことが、この新アイテムの特長らしい。さっそく食べてみた。

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封を開けて、取り出すと、誰がどう見ても「とんがりコーン」である。オリジナルのものより、やや茶色がかっていているのは、チーズを加えたからなのだろう。口に入れると、確かにチーズの香ばしさがあるし、独特のサクサク感を楽しみながら噛むと、チーズのコクを感じる。これは宣伝文句で謳われているように、チェダーチーズのコクとゴーダチーズの旨みが加わった結果なのだろう。

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しかし、美味しいと思って食べているうちに、普通の「とんがりコーン」とあまり違わないように思えてくる。確かに、少しチーズっぽいのは間違いないが、「オリジナルの美味しさにちょっとチーズを加えたのかな」くらいの新鮮みしか感じなくなるのだ。これは裏を返せば、おそらくこの「とんがりコーン」は、もともとのオリジナル商品の完成度がもの凄く高いのだ。多少フレーバーをいじっても、結局オリジナルにかえってしまう。そんな印象を強くうけた。

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そうなると、もはや目先のフレーバーで勝負するのではなく、これをいかに楽しむかというソフトウエアの勝負を考えることになる。そこで、ハウスでは、「ディップ企画」として、とんがりコーンにいろいろなディップをアレンジする楽しみ方を紹介している。この『とんがりコーン チーズ&チーズ味』のパッケージの裏には、さらに他のチーズをディップすることの提案が載っている。確かにこれはやってみる価値はありそう。『とんがりコーン チーズ&チーズ味』は75g箱入りが税別180円、37g袋入りが税別100円だ。今回この「チーズ&チーズ味」を食べて、オリジナルの「とんがりコーン」が食べたくなった記者であった。

 

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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