蛍光マーカーって、フェルトに水性インクがすべてじゃない! ステッドラー『テキストサーファーゲル マーカー』

の商品、別に新商品ではなく、すでに4年ほど前から発売されてはいるが、実際に使っている人をあまり見かけないうえに、非常に使い勝手がいいので、今回は取り上げてみた。この蛍光ラインマーカーは、何よりも、インク文字が滲まないのがいい。インクジェットプリンターでプリントした文字でも滲まず、ペン先も黒くならない。ステッドラーの『テキストサーファーゲル マーカー』である。

1

ステッドラーは、ドイツに本社がある世界的な筆記具や製図用具のメーカー。さっそくキャップを取って、マーキングしてみると、何ともいえない書き味。ペンというよりも、スティックのりで線を引いている感覚。ペン先が丸くて、ちょっと思ったところよりもラインの位置がずれてしまうが、それはすぐに慣れる。インクジェットプリンターで印刷した文書でも、文字のインクが全く滲むことなく、ペン先も全くよごれない。

2

ペン先が、スティックのり、あるいはクレヨンみたいな固形のゲルなので、ラインを引いた後は、このようにすり減って平らになっている。

3

ペン先はすり減っても、軸の下部をねじることで、中から押し出されてくる。まるでリップスティックのようである。しかもこうして固形のゲルを出してみると、この部分は透き通っていて向こう側が見える。軽く線を引いても、とても発色が良く、しかも元の文字はくっきりと見える。

4

ステッドラーの『テキストサーファーゲル マーカー』は、イエロー、オレンジ、ピンクの3色。1本が税込157円、3本セットで税込472円。パソコンで打ち出した文書に、ラインを引く機会の多い方なら、このマーカー、必ず重宝するはず。まだ体験したことのない方、ぜひ一度、この独特の使い心地を経験してみてはいかが?

記者

アバター画像

渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

この記者の記事一覧

プレゼント画像 撮影に使用した商品を3名様(各色1名様)にプレゼント。 Twitterでのご応募が可能です。 通常のご応募は下記のフォームからどうぞ!

【応募受付は終了しました。】

トラックバック