スーパーのサミットが贈る激ウマ『西永福ラーメン』とは?

『西永福ラーメン』の評判がいい。でも、「西永福って、どこ?」、「ラーメンのメッカ?」なんて思った人もいるのではないでしょうか。西永福とは、東京都杉並区永福の西側のあたりのことです。住居表示にはありませんが、西永福という交差点や私鉄の駅もあり、一般的な地名として知られています。でもラーメンで有名な場所でもないのに、なぜ、『西永福ラーメン』なのでしょう。

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実は、東京近郊で知られるスーパーマーケットのサミットの本社が西永福にあり、今年がそのサミットの50周年にあたるのだそうです。そこで、サミットが50周年の記念に、日清商品と共同開発して発売したのが、この『西永福ラーメン』の正体です。

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このラーメン、中を開けて見ると、カップ麺にしては、しっかり大きくて、味のある焼豚が目に付きます。それと、かやくの袋が、ちょっと厚めで、何かが入っている様子。実は、そこに入っているのはワンタンでした。

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この3つのワンタンも、結構イケるのです。つまり大きな焼豚入りのワンタンメンで、しかも麺はノンフライ麺。お湯を注いで、4分待つと、麺はコシがあり、スープはオーソドックスな醤油味にもかかわらず、風味のいいダシも効いていて、これはカップ麺とは思えないレベルでした。

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ちなみにサミットの前身である株式会社京浜商会が設立されたのが、1963年7月、サミットストアの1号店(東京・世田谷区)がオープンしたのが、1963年10月のこと。サミットでは、このラーメンだけでなく、さまざまな50周年記念の催しやセールも開催しているようです。さて、あなたも、この大人気のオリジナルラーメン、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。サミットストアだけの限定販売で、価格は198円なり。

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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